【プレスリリース】ポーランドの大学との交流がさらに広がる!コペルニクス大学と学術教育交流協定を締結

福山大学は、2019年7月11日にポーランド共和国のニコラウス・コペルニクス大学(Nicolaus Copernicus University)と学術教育交流協定を締結しました。これにより、同国では、ヴィスチュラ大学に次ぐ2つ目の協定大学となり、ポーランドの大学との交流が一層広がることが期待されます。

 

【ニコラウス・コペルニクス大学の概要】

ニコラウス・コペルニクス大学は、ポーランド共和国トルン市にある総合大学です。1945年に設立された同大学は、地動説を唱えたことで知られるニコラウス・コペルニクスがこの町で生まれたことにちなんで命名されました。現在では北ポーランドで最大規模の大学へと発展し、約2万5千名の学生が学部・大学院で学んでいます。ポーランドのトップ5に入ると評される同大学には17の学部がありますが、その中には本学の諸学部と親和性が高い、経済学部、人文科学部、生物学部、薬学部、教育学部なども含まれており、学部専門教育に関連付けられた形での学術教育交流が期待されます。また、同大学には言語学部日本学科と日本学研究科が設置され、100名を上回る学生が日本語や日本社会・文化の学修に励んでいることから、日本に対する関心も高い大学であると言えます。

 

【今後の交流の可能性】

ポーランドには多くの日系企業が進出しており、在ポーランド日本商工会には90の企業・組織が所属するなど、日本との強い経済関係を持っている国です。また、親日的な国民が多く、日本文化に対する関心も高いと言われています。一方、最近では英国のEU離脱「Brexit」や中国の一帯一路構想などで改めて注目が集まった国でもあります。このような背景の下、昨年8月に福山大学は同国のヴィスチュラ大学と学術教育交流を締結し、本学経済学部国際経済学科の海外研修プログラム「トップ10研修」がポーランドを中心とした東欧諸国で実施されましたが、この研修実績が契機となって、コペルニクス大学との協定締結に至りました。今後は、大学間の学生交換等へと交流が発展していくよう、関係教員が実現に向けて取り組みを進めているところです。

 


☆本件に関するお問い合わせ先☆

【担当者】福山大学 学務部国際交流課 

【電話番号】084-936-2112(内線2270)【E-mail】int@fukuyama-u.ac.jp