生命工学部

Faculty of Life Science and Biotechnology

生命栄養科学科

吉田 純子(よしだ じゅんこ)

職 名 准教授
学 位 博士(医学)管理栄養士
専門分野 応用栄養学
担当科目 応用栄養学Ⅰ、応用栄養学Ⅱ、環境・スポーツ栄養学、応用栄養学実習、校外実習など
メッセージ 毎日の食事作りは大変…と思っている人は多いのではないでしょうか?「作ってみたい!」と思えるような健康に配慮した美味しいお手軽メニューの考案と普及啓発は管理栄養士の使命でもあります。幅広い年齢層を対象とするので、それぞれの特性や栄養ケアなど多くの知識を身につけます。

食習慣を変えて健康に~根拠に基づく栄養教育・献立提案~

40~54歳男女8,153名を対象にした疫学研究を行ったところ、「就寝直前の夕食摂取」「夕食後の間食摂取」の両習慣をもつ女性は4年後のメタボリックシンドローム発現が高まることが判りました。また、両習慣をもつ男女ともに肥満、脂質異常の発現が高まりました。この結果は、夜遅い食習慣をもつ人への栄養教育の必要性を示唆しています。そこで、忙しい現代人は食習慣が悪化しがちであることに着目し、美味しいヘルシーメニューを考案しています。電子レンジやトースターのみで作れるため、子育て世代はもちろん高齢者世帯にも好評です。

電子レンジ料理「レタスで包むふわふわ豆腐シュウマイ」

骨密度を高める要因の検討~主に若年女性において~

骨密度は骨の強さを表す指標であり、特に女性では50歳を過ぎると、この低下が顕著で骨粗鬆症(骨が脆くなり骨折しやすい)に進む恐れもあります。これにはエストロゲンが関係していますが、若い頃からの食事や運動の仕方も影響してきます。女子大学生90名を対象に調査した結果、思春期からの運動実施や体格が骨密度を高める要因となることが判りました。骨密度増加には、骨に重力がかかることが重要であり、そのときの栄養面からのアプローチが大切であると思われます。

超音波による骨密度測定装置

災害時における栄養管理の重要性を検証

災害時はライフラインが途絶えても困らないように、3日以上の食料を備蓄しておくことが有効です。生活が一変、後片付け等に追われ食事が疎かになりがちなので、3食きちんと食事をとることを意識します。弁当が続くと栄養が偏ってビタミン不足になりがちなので、ときには炊き出しの野菜たっぷり汁や野菜ジュースをとる必要があります。栄養管理を考えるに当たり、災害時における被災者の食事パターンが、心理的ストレスや病気の発症に及ぼす影響について調査していきます。

水や火を使わずにカレーライスを作れます