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健康栄養科学科

村上 泰子(むらかみ やすこ)

職 名 准教授
学 位 博士(学術)、管理栄養士
専門分野 臨床栄養学
担当科目 臨床栄養学Ⅰ、臨床栄養学Ⅲ、臨床栄養学実習Ⅰ、臨床栄養学実習Ⅱ など
メッセージ 食習慣や栄養は、病気の発症や治療、生活の質の向上に、大きく関わっています。食と健康を支える管理栄養士の立場から、より効果的な栄養・食事について考えてみませんか。

脂質の質に注目

脂質と聞いてどんな印象をお持ちですか?脂質はエネルギー源としてだけでなく、生体膜の構成成分として、また、生命維持に必須の生理活性物質の供給源として、私たちの体の中でとても大事な役割を担っています。魚に多く含まれる油には、脂質異常の改善効果や抗炎症作用、血管保護効果などがあります。そのため、食事療法では脂質の量だけでなく、質への配慮が必要となってきます。肝臓病や腎臓病などを中心に、病気と食事の関係について調べています。

リン脂質の定量

野菜のもう一つの力

生の野菜に含まれる酵素の働きにより、調理から消化の過程で、抗消化性潰瘍効果を持つリン脂質が作られます。この酵素はどのような食材に多く含まれるのか、また、どのような調理条件や食材の組み合わせが良いのかなど、効果的で美味しい食べ方について調べています。

野菜の生育と酵素活性