海洋基礎実験「酸と塩基・pH」
1年生対象の海洋基礎実験は担当教員が交代しながら様々な基礎的な実習を行っています。今回は「酸と塩基・pH」の実習の様子を報告します。
皆さんはpHと聞くとどんなことを思い浮かべますか。当学科の学生の多くが興味のある水の中で生活する生き物たちにとって、pHは重要な項目の一つです。急激なpHの変化は生き物にとって大変なダメージになりえます。魚を飼ったことがある方はpHショックという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
この実習では、pHを測定することで弱酸と強酸の電離度の違いや緩衝液の効果について学びます。また、数種類のpH試験紙を使って液体Xの正体を探ることも行っています。
こちらは強酸と弱酸を希釈している様子です。
少量の液体を取るために使用したマイクロピペットは今回初めて触った学生も多数いますので、マイクロピペットの使い方を練習してからマイクロピペットで丁寧に希釈しました。
次に作成した弱酸と強酸溶液のpH測定の様子です。
最後に、こちらはpH試験紙での測定の様子です。

それぞれ別々のpHが測定できる試験紙を数種類使い、pH試験紙の色の変化からどのpHが近いかそれぞれの班で相談して決めました。渡した4種類の液体のそれぞれのpHがわかったら、どうやってそのpHに行きついたのかをまとめ、最短ルートで答えに辿り着くための試験紙の順番は何が最適かを考えました。
こちらは謎解きゲームのようで楽しかったという感想の学生が多い実験となりました。
普通に生活している上ではpHを意識することはあまりないと思います。授業で学んだpHについて、ぜひ理解を進めてもらいたい実習です。




