教師を目指し、奮闘中です。

人間文化学科　大松祐里さん（広島翔洋高等学校卒業）

人間文化学科では、さまざまな資格の取得を目指す学生がいます。部活と平行しながらの学業は大変ですが、今回は、剣道部に所属しながら教職免許の取得を目指す学生を紹介します。以下、大松さん本人のコメントです。

授業の作り手として、何が必要か、何ができるかを考えています。

私はこの学科で、中学・高校の社会科の教員免許取得を目標に勉強しています。教員免許を取得するには必要な科目が多く、資格を取らない人と比べると授業数が多くなります。中学の教員免許を取る人は3年次に介護体験があり、4年次には教員免許取得を目標とする人全員が、教育実習に行きます。

3年次の授業で「社会・地歴科教育法」「社会・公民科教育法」という授業がありました。これらの授業では、それぞれの科目の意義、授業構成について学び、学習指導案の作成や、模擬授業を行いました。中でも学習指導案の作成は1番苦労しました。作成し何度も手直しするのですが、何度手直ししてもこれで大丈夫なのかという不安の連続でした。しかし、その分やりがいや達成感が感じられ、1つの授業を作る奥深さと難しさを学びました。

人に何かを教える立場になる資格なので、その分辛いことや苦労もありますが、だからこそ感じられるやりがいがあると思います。4年次にある教育実習では3年間で学んだことが活かせるよう頑張ります。