工学部

Faculty of Engineering

【建築学科】後藤亜貴先生設計の「ライステラスの家」をゼミで見学

【建築学科】後藤亜貴先生設計の「ライステラスの家」をゼミで見学

4月25日、建築学科の佐々木ゼミでは、本学非常勤講師の建築家後藤亜貴先生が設計された住宅を見学させてもらいました。

後藤先生は、建築学科3年の生活デザイン演習Ⅲの授業をしていただいています。3年生の時に後藤先生の授業を受けた4年生が参加しました。

後藤亜貴先生と記念撮影

みんなが座っているテラスの石積みは、外構の擁壁が庭に続いてそのまま家の中にもつながってインテリアの一部となっている。

 

後藤先生はこの地域に昔からあった棚田をデザインに取り入れ、この住宅が建つことによって昔の景色の一部を復元したいと考えました。

そしてできたのが「ライステラスの家」です。外構の石積みが庭につながり、住宅の中に侵入してインテリアの一部となる計画です。

実際にみせていただき、図面や写真とは違う迫力で学生も私も感動の連続でした。

外構の石積みがリビングへつながっている

壁の杉角材の施工は大工の棟梁が1日に二本しか施工できない緻密な加工

 

施工、設計の工夫について説明してもらっている様子

 

授業を受けた学生たちが先生の設計した住宅を実際にみることは何よりも設計への理解を深める貴重な機会です。生活デザイン演習Ⅲの授業で熱心に指導してくれた後藤先生が自分の作品を語ってくれる時、授業で指導の意味がよくわかったと思います。

 

公共建築と違って建築家が設計した専用住宅は、完成後は見ることができません。施主様への引き渡しの工事最後の間に施主様の好意によって見せてもらうことができます。今回は、後藤先生が学生たちのために時間をつくってくれて見学することができました。

 

図面を見ながらみんなで設計を理解している様子

 

デザインだけでなく、採光や通風も暮らしやすさを追求しています

落ち着いた素敵なリビングで設計について話を伺いました

 

「ライステラスの家」はまるで工芸品のような美しい住宅でした。

斬新なアイデアと緻密な設計、そしてそれを実現した施工のみなさまの努力の賜物です。とても素晴らしい住宅をみせていただきました。

 

後藤先生、お施主様、どうもありがとうございました。

トップへ戻る