【電気電子工学科】卒業生・鳥谷部さんが国際会議IPEC2026で研究成果を発表
工学部電気電子工学科では、卒業研究や大学院での研究活動を通じて、多くの学生が学会発表や研究開発に挑戦しています。今回は、2026年3月に大学院工学研究科電子・電気工学専攻を修了した鳥谷部 峻史さんが、国際会議「IPEC2026(International Power Electronics Conference)」で研究発表を行ったことの報告が指導教員の菅原教授からありました。鳥谷部さんは2026年3月に福山大学大学院工学研究科電子・電気工学専攻(修士課程)を修了し、現在は富士電機株式会社に勤務しています。大学院で取り組んだ研究成果は卒業後も評価され、今回の国際会議での発表につながりました。学科ブログスタッフの伍賀がお伝えします。
2026年5月31日から6月4日にかけて、長崎市の出島メッセ長崎で開催された国際会議「IPEC2026」において、本学大学院修了生の鳥谷部峻史さんが研究発表を行いました。IPEC(International Power Electronics Conference)は、パワーエレクトロニクス分野における世界的な国際会議であり、4年ごとに開催されています。世界各国から研究者や技術者が集まり、最新の研究成果について活発な議論が行われる大規模な学術会議です。
鳥谷部さんは、2026年3月に福山大学大学院工学研究科電子・電気工学専攻(修士課程)を修了し、現在は富士電機株式会社で技術者として活躍しています。今回の発表は、大学院在学中に取り組んだ研究成果をまとめたもので、修士論文の内容を学術論文として投稿し採択されたものです。

国際会議「IPEC2026」の会場・長崎市の出島メッセ長崎
発表題目
Development of a Current Overshoot Detection Circuit for Power Semiconductor Switches
鳥谷部さんは、菅原教授の電子回路研究室において、大学4年生から大学院修士課程までの3年間にわたり、パワー半導体を制御する集積回路の研究に取り組んできました。研究では、パワー半導体スイッチの動作時に発生するオーバーシュート電流(過渡的な過大電流)を検出する新しい方式を提案し、その回路構造の設計や試作実験による評価を行いました。パワー半導体は電気自動車や再生可能エネルギー機器など、現代社会を支える重要な技術であり、その性能向上に貢献する研究です。
発表は英語によるポスターセッション形式で行われ、多くの研究者や技術者との活発な議論が交わされました。鳥谷部さんは質問に丁寧に対応し、研究内容について意見交換を行うなど、国際会議ならではの貴重な経験を積むことができたようです。鳥谷部さんは学部生時代にはETロボコンへの参加などにも積極的に取り組み、大学院では専門分野の研究を深めてきました。今回の国際会議での発表は、その集大成ともいえる成果です。福山大学で培った知識と経験を活かし、今後は企業の第一線で集積回路開発に携わっていく予定です。世界を舞台に活躍する技術者として、さらなる飛躍を期待しています。

研究成果をまとめた発表ポスターの前で記念撮影
学長から一言:本学の電気電子学科および大学院の電子・電気工学専攻OBの鳥谷部峻史さんの頑張りを示す嬉しいニュースです。富士電機株式会社に技術者として勤務する現在、在学中から取り組んでいる研究テーマの成果を国際会議で発表。パワー半導体を制御する集積回路の研究という世間の注目が集まる内容は実用面で重要な意味を持つものでしょう。さらに研究を深め、次々と成果をあげて、我々を喜ばせてください。




