工学部

Faculty of Engineering

【工学研究科】Kaggle「BirdCLEF+ 2025」コンペティションでシルバーメダルを獲得!

【工学研究科】Kaggle「BirdCLEF+ 2025」コンペティションでシルバーメダルを獲得!

Kaggle上で、2025年3月10日から2025年6月5日にかけて開催された「BirdCLEF+ 2025」コンペティションにおいて、大学院工学研究科の情報処理工学専攻の小山さんと吹野さんが、NTTテクノクロス株式会社の広瀬さんとともに参加し、シルバーメダルを獲得しました。このことについて、工学研究科の中道から紹介します。

 

Kaggleとは、世界中のデータサイエンスを学ぶ人々が集まり、開催されたコンペティションの上で予測・分類のスコアを競い学びあうプラットフォームです。参加者はコンペティションの中で与えられたデータに対して性質や特徴を読み解き、モデルを構築・実装を繰り返しながらスコアを競います。

BirdCLEF+ 2025 | Kaggle
https://www.kaggle.com/competitions/birdclef-2025

本コンペティションは、提供された多様な環境下で録音された鳥の鳴き声データや、背景ノイズを含む音響データを用いて鳥類を含む種を分類することを目的とした機械学習コンペティションでした。
本コンペティションには2,025チームがエントリーし、最終的に総合46位(参加チームの上位約5%)という好成績を収め、見事シルバーメダルを獲得しました。

シルバーメダル獲得の通知

シルバーメダル獲得の通知

協力して議論しながら分析中

協力して議論しながら分析中

福山大学の学生は、Competitions Expertである広瀬さんにチームリーダーとしてご参加いただき、Teamsを通じてリモートでご指導いただきました。広瀬さんには、データの性質や特徴を深く理解する考え方から、課題に対するモデルのアーキテクチャなど、一連の流れを丁寧に教えていただき、大変心強く、また多くを学ぶことができました。

参加した吹野さんの感想
「覚えることが多く大変でしたが、実験を回す一連のサイクルを実践的に学ぶ貴重な機会となりました。データの前処理からモデル構築、評価、改善まで、試行錯誤を繰り返す中で得た知見は、今後の自身の研究に活かしていきたいと考えています。」

参加した小山さんの感想
「Kaggle初心者からのスタートでしたが、データの性質の捉え方や課題へのアプローチ方法まで、丁寧にご指導いただきました。自分なりに手を動かしながら少しずつ学んでいく中で多くの気づきがあり、貴重な経験になりました。」

 

学長から一言:門外漢には聞き慣れないKaggleという存在。「データサイエンティストと機械学習の家」と表現され、インターネット上でそうした分野に関心のある世界中の人たちが集まり、人を結び付けるサイト。特定の課題とそれに関連するデータが提供され、参加者が考え得る課題解決や予測・分析モデルの巧みさを競うコンペティションが展開されているとか。そんな競技の一つで、本学大学院の情報処理工学専攻の小山さんと吹野さんが、NTTテクノクロス株式会社の広瀬さんの協力を得て銀メダルを獲得とは、何と誇らしいことでしょう!

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