
【電気電子工学科】テックフクナガ社からの寄付金の贈呈式を開催
電気電子工学科のブログスタッフの伍賀です。今回、本学科の沖准教授より、福山の地元企業であるテックフクナガ社様からの寄付金贈呈に関しての報告が届きましたのでお伝えします。
電気電子工学科の沖です。株式会社テックフクナガ様(以下、敬称略)から本学「研究・教育支援基金」への寄付金のご提供があり、5月16日(金)に贈呈式が行われましたので、その様子についてご報告します。テックフクナガ社は、福山市大門町野々浜にあるFA(ファクトリーオートメーション)エンジニアリング ソリューション企業で、システム開発や制御盤、プラントなどの電気設備工事などが主要な業務内容です。
この度、テックフクナガ社は創業45周年を迎えられ、その記念にと、福山大学の研究・教育支援基金の中から「ロボット開発基礎力育成基金」に対して寄付を贈呈くださることになりました。本学のこの基金は、ロボット開発・制作やロボットコンテストへの参加を目的として活用しています。この種の活動では、まずは作ってみることが大事であり、その中で学生が失敗も含めて自ら作り上げることを通して成長できることを期待しています。こうしたねらいを持って、これまでに能代宇宙イベントへの参加やロボット部品の購入などに基金を利用してきました。
さて、贈呈式は本学15号館3階 特別閲覧室で行われました。当日、テックフクナガ社より代表取締役社長の福本邦人様、取締役専務の二神善則様、取締役常務の小川沙良様がご出席くださり、福山大学からは大塚学長、梅國工学部長、香川工学部電気電子工学科学科長、そして電気電子工学科の私、沖俊任が参加しました。
同社の福本社長と大塚学長の挨拶の後、目録が福本社長より学長に手渡されました。
贈呈式の後、テックフクナガ社の皆様に電気電子工学科の研究・実験エリアを紹介して回りました。ロボットなどテックフクナガ社の業務につながるものも多くあり、皆様が興味深くご覧になり、学生の成長に期待を寄せて下さいました。2・3・4号館のホールでは、展示してあるEVカー(何年か前に機械システム工学科を中心に行った「手作り電気自動車による四国一週チャレンジ」参加時の車両)にも寄付を行って下さったときの「TEC FUKUNAGA」 のステッカーが目に留まり、その時の話題で盛り上がりました。
また、この贈呈式の様子はテックフクナガ社の社報でも紹介されました。
基金に対するこの度のご寄付も、有意義に使わせていただきます。また、引き続き、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
【参考リンク】
- テックフクナガ(株)ホームページ:https://www.fukunaga.co.jp/
- 福山大学 | 寄付研究一覧:https://www.fukuyama-u.ac.jp/research/kikin/details/
- 能代宇宙イベントへの参加:
https://www.facebook.com/profile/100054233750819/search/?q=%E8%83%BD%E4%BB%A3
- テックフクナガ(株)社内報:https://www.fukunaga.co.jp/202506-84.html
学長から一言:株式会社テックフクナガ様より本学の研究・教育支援基金に対して貴重なご芳志を頂戴しました。お忙しい中、贈呈式にわざわざご出席くださった福本社長様はじめ関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。沖俊任准教授が専門とする遠隔操作の水中ロボット開発をはじめ、電気電子工学科の研究・教育に役立て、地元の産業にも役立つような成果が上がることを大いに期待しています。