教育・⽀援
大学教育センター
FUKUYAMA UNIVERSITY Education Center
大学教育センター
松本 陵磨(まつもと りょうま)

職 名 | 講師 |
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学 位 | 修士 |
専門分野 | 応用言語学 社会言語学 観光言語学 |
担当科目 | English I・II・III・IV Academic Skills 国際化と地域創生 |
メッセージ | 表現は相手の理解や印象に大きく影響します。観光地の案内や英語教科書の表現ひとつで、伝わりやすさが変わることがあります。私は、こうした表現の選び方が人に与える影響を研究し、より良いコミュニケーション方法を探求しています。言葉の力を一緒に考えてみませんか?(※「KAMIKAZE」との表現なぜだか分かりますか?) |
観光地の言葉が旅行者の気持ちを変える?
海外旅行中、観光案内の日本語訳に違和感を覚えたことはありませんか?観光地の案内には、直訳ではなく文化的背景や認識の違いを考慮した意訳が求められます。同じ言葉でも、受け手の文化や常識によって受け取られ方が異なるためです。この研究では、観光案内の表現が旅行者の印象や行動に与える影響を分析し、文化的背景を踏まえた適切な表現のポイントを提案しています。訪れる人々が自然に観光地の魅力を理解し快適に過ごせるよう、適切な意訳の重要性を明らかにします。

日本語版と英語版はどう違う?
英語の教科書って、どこの国も同じ?
みなさんが使っている英語の教科書、日本と他の国ではどんな違いがあると思いますか?国によって学びの重点が異なります。例えば、日本の教科書は会話表現が多く、中国では論理的な文章の練習が中心。ミャンマーは、簡単な単語を繰り返して定着させる工夫がされています。一方、イランの教科書では、お願いや説得など「相手と関わる表現」が多く使われています。この研究では、こうした違いをデータで分析し、より効果的な英語学習法を探ります。みなさんがスムーズに英語を使えるようになるには、どんな教科書がよいと思いますか?

日本とイランの教科書に出てくる機能表現の違い