学部・学科・大学院

経済学科

戸村 貴史(とむら たかふみ)

職 名 講師
学 位 博士(体育科学)
専門分野 体育科教育学、教師教育学
担当科目 保健体育科教育法I、保健体育科教育法II、保健体育科教育法III、保健体育科教育法IV、体育実技I(体つくり運動)など
メッセージ グローバル化が劇的に進展する昨今、教育現場では言語や文化、人種、宗教、社会的経済地位といった多様な児童生徒の教育的ニーズに対応したインクルーシブ教育の実現が求められています。私の研究室では、体育と保健に焦点を当て、教育現場における社会的課題の解決に向けた研究力と指導力を身につけた学生の育成を目指します。

インクルーシブ体育の実現を目指した
教師教育プログラムの開発

教育現場では、日本語指導を必要とする外国人児童生徒等が急激に増加しています。こういった外国人児童生徒等の学習を保障するためには、多様なニーズに対応した指導の整備・充実はもちろんのこと、外国人保護者との連携・協働を推進し、インクルーシブ教育を実現する必要があります。そこで、運動を用いた言語的及び非言語的な学習が多い体育における、外国人児童生徒等の文化的背景に対応した体育指導と、保護者との連携の促進を目指した教師教育プログラムを開発しています。誰一人取り残すことないインクルーシブ教育の実現に向け、教育現場で解決すべき教育的課題の解決策を探求しています。

研修動画

体育授業におけるICT活用指導促進のための
デジタル教材の開発

Society5.0時代(超スマート社会)の到来に向け、教育現場ではICTを活用した指導体制の整備・充実が重要な課題となっています。体育では、視覚的な教材を用いて運動や健康、スポーツに対する児童生徒の興味・関心を高めることや、動画を用いて運動動作を振り返ることで技能の向上が実感できたりと、ICT活用により主体的な学びを実現することが期待されます。そこで、体育授業において教員が指導方法の一つとして活用できるデジタル教材を開発しています。本学の保健体育科教育法の授業においては、保健体育科教員志望の学生にデジタル教材の作成を体験していただいています。

デジタル教材