経済学部

Faculty of Economics

【税務会計学科】新入生オリエンテーションでリサイクル工場を見学しました

【税務会計学科】新入生オリエンテーションでリサイクル工場を見学しました

税務会計学科に新入生の皆さんが入学して、約1か月が経ちました。
受講する科目の選択(履修登録)も終わり、皆さんすっかり「大学生」として授業を受け、学修に励んでいます。

さて、税務会計学科では、新入生のみなさんが、スムーズに大学生活のスタートが切れるよう、入学時にさまざまなオリエンテーションを実施しました。

今回は、入学時オリエンテーションの一貫として企業に訪問した様子と、1年生の感想をご紹介します。


去る4月8日、1年生35名と教員3名が、福山に本社を構える株式会社エフピコさんの福山リサイクル工場を見学させていただきました。
株式会社エフピコといえば、言わずと知れた、食品トレーを製造・販売する会社です。
その事業活動の一環として、食品トレーのリサイクルに取り組んでおられます。
リサイクルの取り組みは、資源循環や障碍者雇用など、環境・社会的価値を生み出しています。

 

株式会社エフピコ福山リサイクル工場

 

最初に、リサイクル工場の特徴を、ご担当者の様にお伺いしました。

おおまかな概要は・・・・
・エフピコのリサイクル方式は、世界でも先進的な取り組みである。
・エフピコでは、障碍のある人材を雇用し、ダイバーシティを促進している。
・近年では、AI活用を目指している。

そして、いざ、リサイクルの現場へ!

工場に入ると・・・

山積みの回収トレーに圧倒されます。

 

1年生の交流も進みます

そして、さらに・・・
すべてのトレーを人の手で、リサイクルできるものとできないものに選別しています!
その、速さたるや!職人技に圧倒されます。

最後に、AIが搭載されたロボットが選別するラインを見学させていただきました。
今後、さらなる活用を目指しているとのことでした。

 

 

それでは、参加した1年生の感想を紹介します。

越智 紗良さん(広島県立三原高等学校 出身)
今回のオリエンテーションでは、エフピコで取り組んでいるリサイクルについて学びました。私が印象に残っているところは、全国のスーパーで集められた食品トレーを一心に選別をおこなっている方々の姿です。あらためて、地球温暖化などの環境問題は、国や企業だけではなく、私たち個人が主体的に環境保全に取り組まなければならないと思いました。これからは、個人で取り組める環境保全についても考えていきたいです。

河原 光輝さん(広島県立福山商業高等学校 出身)
私はエフピコへ行くのは2回目だったのですが、小学校に社会見学へ行ったきりだったのであまり覚えておらず、新鮮な気持ちで見学を楽しみました。一番驚いたのはエフピコでもAI化が進んでおり、トレーの仕訳は人がやっている部分もありましたが、一部AIで行われていました。見学した時は、一時的に機械が不具合を起こしていたので、改善の余地はありそうですが、AI化が身近なところまで来ていると考えさせられる見学でした。

冠 瑚愛さん(尾道高等学校 出身)
私はエフピコ見学に行ってみてまず思ったことは、工場の広さと清潔感です。広い工場にも関わらず定期的な清掃が行き届いているのだなと感じました。そして私たちは、トレーなどの容器を全国から回収し、リサイクルするために選別する様子を見学させていただきました。従業員の方たちの中には、障害のある方たちがいましたが、障害のある方でも働きやすい環境なのが見学してみてわかりました。何気なく毎日使って捨てている物ですが、その裏にはこんなにも人が関わっていることを実感することができました。

倉本 修有さん(学校法人盈進学園 盈進中学高等学校 出身)
小学校の社会見学以来に見学をさせてもらいました。さすがに、以前見学したときの記憶はほとんど残っていなかったため始めていくような感覚でとてもワクワクしました。従業員の方がトレーを別々に分ける作業をしていました。トレーがどんどん流れていくため、選別には集中力が必要で、立ち作業が多いため結構体力がいる作業だと思いました。そして、エフピコが障害者の方々を積極的に採用し、活躍されている姿を実際に見ることができ感銘を受けました。普段使っているトレーをリサイクルなどして少しでも貢献しようと思えました。

 

全員で記念撮影

 

みなさん、よい経験をされたようです。今後の大学での学びにつなげていければいいですね。

 

最後になりましたが、株式会社エフピコならびに工場の皆様には、大変お世話になりました。

有意義で貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。こころより感謝申し上げます。

トップへ戻る