【経済学部】企業から直接評価!「地域調査Ⅰ」の成果発表会を開催
経済学部の名物科目「地域調査Ⅰ」。この科目は、地域の課題や発展の可能性を自ら発見し、提案として発表する実践型の科目です。
11年目を迎える今年も、エブリイホーミーホールディングス様(以下、エブリイ様)との協同科目として行い、無事、発表会を終了いたしました。発表会には、エブリイ様本社から合計6名の方が福山大学にご来校。半年間の学生の発表に、意見・感想・寸評を下さりました。今回は、今年度からの「地域調査Ⅰ」の担当教員で、税務会計学科のFUKUDAI Mag担当委員の原岡和生がお伝えします。
本科目は、実際の企業様と共同して、地域の課題解決に挑戦する実践型の科目です。受講生(大半は1年生)は前期の間、5名程度のグループに分かれて、最終プレゼンに向かって、ディスカッションを重ねます。
本年度も開講した「地域調査1」の最終回の7月6日、実習の集大成となる最終発表会を開催し、学生たちがエブリイ様からお越しいただいた6名の皆様の前で成果発表を行いました。
今回の実習では、まず企業の店舗見学を実施しました。学生たちは実際の「エブリイ松永店」を訪れ、商品展開や売場づくり、接客の工夫などを見学しました。普段は利用者として訪れる店舗を、経営やマーケティングの視点から観察することで、多くの発見を得ることができました。
店員の方の説明を熱心に聞いている学生たち
学生のコメントより:
「まちパンはよく利用しているが、安い理由がエブリイに客を呼び込むためのものと知れて納得した」
「エブリイの意識の高さや地域という点に重視していることが印象に残りました」
続いて、企業担当者の方から企業理念や事業戦略、業界の現状と課題について講義をしていただきました。教科書だけでは学ぶことのできない現場の知識や実践的な考え方に触れ、学生たちは企業活動への理解を深めました。
その後、学生たちはグループごとに課題解決や新しい提案について検討を重ねました。テーマは
地域の「困った」課題を、皆さんの「発想」と「エブリイ」の力でワクワクに変えよう!
店舗見学や講義で得た知識をもとに議論を行い、アイデアを整理しながら発表資料を作成しました。試行錯誤を繰り返しながら、実現可能性や社会的な意義も考慮した提案へと磨き上げていきました。
そして迎えた最終発表会。当日は企業から評価者・コメンテーターとして担当者の皆様にご参加いただき、学生たちは緊張しながらも堂々とプレゼンテーションを行いました。発表後には企業の視点から具体的な講評やアドバイスが寄せられ、学生たちにとって大変貴重な学びの機会となりました。
発表は真剣勝負!写真を通じて気合が伝わってきます。
発表後の講評を聴く学生たち。この経験は、社会に出てきっと役にたちます。
発表がすんだ学生と、まだこれからの学生。表情でわかりますね。
発表後の学生のコメントより
「この3ヶ月間、ありがとうございました!普段では経験できない倉庫の見学や、今まであまりやったことの無いグループワークなど、今までの講義を通しで思い出すと、一番楽しい授業でした。福山大学まで足を運んで、授業をしてくださり、誠にありがとうございました」
「とてもいい時間でした。今まで頑張った力を出せたのでよかったです。でも発表で少しトラブルがあったりしたので、そこは悔いが残りました。後期はもっと練習して頑張りたいです。このような貴重な体験をありがとうございました。」
「前期の間ありがとうございました。大学に入ったばっかりで就職の話とかあんまり実感が湧かなくて少し戸惑いがありました。しかし、丁寧に説明していただいたことで就職に対する意識が高くなりました。また、発表の際にもらった意見などとても参考になりました。本当にありがとうございました。」
「講義全体を通して、話し合いとか出来たりあまり出来なかったりした時もあったけど、それでも、グループのみんなとプレゼンを作って発表出来てよかったです。また、私は広島出身ではないためエブリイのことは全く知らなかったけれど、講義を通して凄いグループなんだと感じました。」
コメントを話されている伊達様。伊達様は、福山大学の出身です。
地域調査Ⅰで講師を務めていただいた藤原先生、惠谷先生からコメントをいただきました。
藤原先生:約4カ月間、地域課題と真剣に向き合い、多くのアイデアを考えていただきありがとうございました。講義を通して、皆さんの問題発見力や思考力、コミュニケーション力が大きく成長したと感じています。最終日のプレゼンでは、各チームの発想や視点に私たちも多くの刺激を受けました。この経験を、ぜひ今後の挑戦に活かしてください。
惠谷先生:店舗見学やグループワークを通して、地域課題が私たちの暮らしと深くつながっていることを学んでいただきました。多様な視点に触れることで、新たな気づきや成長につながったと思います。今回の学びを、今後の学生生活や将来に活かしていただけたら嬉しいです。
発表後の集合写真:皆さん、良い笑顔ですね。
今回の実習を通じて、学生たちは企業活動を身近に感じるだけでなく、課題発見力や分析力、プレゼンテーション能力など多くの力を身につけました。また、企業の皆様から直接ご指導いただくことで、社会で求められる視点や考え方について理解を深めることができました。本学では、こうした企業との連携を通じて、教室だけでは得られない実践的な学びの機会を数多く提供しています。
最後に改めて、本実習の実施にあたり多大なるご協力をいただいたエブリイ様の皆様に心より感謝申し上げます。店舗見学から講義、そして発表会での評価・講評まで、学生たちにとって非常に充実した学びの機会となりました。ありがとうございます。
学長から一言:大学と企業が提携し、学生が企業の実際に触れ、地域や企業の抱える課題に対して積極的に提言を行うことも含めた「PBL(問題解決)型」授業の一つが経済学部の授業の「地域調査Ⅰ」です。今年度も、以前からお世話になっているエブリイホーミーホールディングス社の全面協力の下、授業が行われ、その最終成果報告会でも多大な収穫があったようです。ご協力いただいたエブリイ社の皆様に私からも御礼を申し上げたいと思います。










