【税務会計学科】経営と会計を学ぶ税務会計学科 ―楽しく学び、挑戦する・無限な可能性を広げる―
経営と会計を学ぶ税務会計学科は、「楽しく学び、挑戦する・無限な可能性を広げる」をキャッチフレーズをもって生まれ変わります。今回は、その取り組みとして、8/24(日) オープンキャンパスの様子を中心に、以下、お伝えします。(投稿は、ブログメンバーの堀田です。)
「楽しく学び、挑戦する・無限な可能性を広げる」
このキャッチフレーズは、内外から教員の「顔が見える」学科を目指して、学科所属の8各教員が高校生また在学生に発したメッセージから汲み取ったものとなります。
各教員のメッセージを紹介します。
■ 張楓:走りながら考えなさい。(真意:つねに失敗を恐れずにチャレンジしなさい)
■ 白木康晴:税法は楽しい。(真意:税法を楽しく、面白く学ぶ)
■ 原岡和生(2025年バージョン):エッホエッホ、自分で考えることは大切だって、伝えなきゃ。(真意:自分で考える技術と経験は、一生の財産です)
■ 勝田篤:おカネは大切です。おカネについて一緒に学びましょう!
■ 大城朝子:「経営学」は人を幸せにする学問です。
■ 堀田彩:1+1=∞ ともに学びましょう。 (一人ではできないことも、チームでやればできる。)
教員のメッセージは、8月のオープンキャンパスにてポスター展示の形で初披露しました。

手作りボードを作ったのは、税務会計学科長・張楓教授です。




ポスター展示では、学科教員のメッセージだけでなく、教員による新しくてユニークな研究成果も展示しました。

勝田篤講師のポスター展示「わが国医療介護サービスの成立ちと現状における課題」
「楽しく学び、挑戦する・無限な可能性を広げる」というキャッチフレーズは、税務会計学科が長年にわたって目指してきた研究・教育の理念・実践と一致しており、そのことは、在学生の活躍ぶりによって具現化されています。
8月オープンキャンパスでは、卒業生1名と在学生2名によるプレゼンがありました。非常に盛況のなかで終了いたしました。その様子をご紹介します。
学科紹介
原岡和生教授による、税務会計学科の紹介では・・・
「経営と会計についての実務的な知識の習得、資格が取得でき、金融機関や地元の企業に最も近い学科」であることを説明しました。

卒業生による就職活動体験談
飯田哲也教授のゼミ2023年度卒業生の廣岡実桜さんに、お話していただきました。就職活動の体験談とともに、入社してから悪戦苦闘の様子が語られました。そして、その中で、卒業生が大いに成長している姿が確認できる発表となりました。

廣岡さん(2023年度卒業生)・ひろぎんITソリューションズ株式会社
廣岡さんには、2025年度福山大学 大学案内の卒業生のページ(p.30)にも登場しています。ぜひ、ご覧ください→福山大学2025年度案内大学案内デジタルパンフレット
在学生による、リアルな「学生生活」の紹介
同じく、飯田哲也教授ゼミ所属の学生2名が、自身の学生生活を詳細に語りました。資格取得のため、熱心に勉強している様子、学生生活との両立についても語られました。
● 佐々田祭さん(税務会計学科3年)

【佐々田祭さんの感想を紹介します】
オープンキャンパスでは、大学での学びについて「1~3年次でどのような授業を受けるのか」「勉強と資格取得をどのように両立しているのか」を中心にお話ししました。
特に、1年次は大学生活に慣れながら一般教養科目や経済・会計の基礎知識を学ぶこと、2年次は専門科目が増えて学びが深まると同時にアルバイトやサークル活動など学外活動にも取り組む余裕が生まれること、そして3年次は会計・税務などの専門科目に集中でき、これまでの学びが力として実感できるようになることなどを、私自身の体験を交えながら具体的に紹介しました。また、資格試験の勉強と大学生活の両立についても、日々のスケジュールや学習の工夫をお伝えしました。
今回の発表を準備する過程で、自分が入学以来どのように大学生活を歩んできたのかを振り返り、改めて自分の成長や課題を見つめ直す良い機会となりました。同時に、大学生活で楽しかったことや苦労したこと、そしてその中で大切にしてきた考え方を「どのように伝えれば少しでも参加者の参考になるのか」と試行錯誤する時間は、私自身にとって大きな学びでもありました。
今回のオープンキャンパスを通じて、私の経験や言葉が少しでも高校生・保護者の皆様の進路選択の一助となり、「大学生活の魅力」や「学ぶ楽しさ」を感じていただけたら嬉しいです。
●狩野万由子さん(税務会計学科3年)

3年生の狩野さん(日商簿記2級取得、税理士を目指しています。)
【狩野万由子さんの感想を紹介します】
私は、8月24日のオープンキャンパスにおいて、在学中の学生としてリアルな生活はどのようなものなのかお話させていただきました。
私は主に、現在励んでいる税理士試験についての概要と、資格取得と学生生活の両立に関して紹介しました。その内容として、私が将来税理士を目指していることやそのきっかけ、また、試験の受験に関して大変だったことや、その際にどのようなスケジュールで過ごしていたかなどをPowerPointにまとめ、発表しました。
高校生の方に、大学生活の一つの参考として知ってもらえるか、また、きちんと伝わっているか不安でしたが、参加されていた方々は真剣に聴いてくださり、お話してよかったと感じました。今回このような場で実際に高校生の方と関わり、より身が引き締まる思いになりました。
今回は高校生という立場の方へ向けてでしたが、そのように立場の違う人に向けて話すという場面はこれから増えてくると思います。その際に私は緊張して上手く話せないという弱みを、今回強く感じました。そのため、資格取得に向けて励むのはもちろんのこと、自身の弱みを改善していくことにも励もうと思うことができました。
今回の発表は、自分に足りてないことを知ることができた貴重な体験になりました。
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佐々田さんと狩野さんは同じ飯田ゼミに所属しており、良き友人として、また良きライバルとしてともに税理士を目指して、「楽しく学び、挑戦する・無限な可能性を広げ」つつあります。
以上、「楽しく学び、挑戦する・無限な可能性を広げる」をキャッチフレーズをもって生まれ変わる税務会計学科を、8/24オープンキャンパスを中心に、紹介させていただきました。
なお、今年度最後のオープンキャンパスは、来年3月に実施します。次回も、多くのご参加をお待ちしております。そして、今後の税務会計学科の歩みに、どうぞご期待ください!
学長から一言:前回のオープンキャンパスでの税務会計学科の学科紹介は、教員の皆さんの頑張りもさることながら、所属の学生諸君による学科についての説明で、大いに盛り上がったようです。教員からだけでは分かり難い学科の魅力を、来場の高校生の皆さんや親御さんに余す所なく披露できたのでしょう。きっと親近感をもって受け止められたことと思います。学科の新しいキャッチフレーズそのままに、大いなる飛躍を期待します。




