学部・学科・大学院
税務会計学科
大城 朝子(おおしろ あさこ)
| 職 名 | 准教授 |
|---|---|
| 学 位 | 博士(経営学) |
| 専門分野 | 国際経営・日本的経営 |
| 担当科目 | 経営学、経営戦略論、国際経営論、経済学演習など |
| メッセージ | 経営戦略とは、ビジョン(将来のあるべき姿)を描き、それに向けて変革のシナリオを描いていくことであり、羅針盤のような役割を果たすものです。授業の中では、戦略論のフレームワークを活用し、実際に学生の皆さんの人生の戦略について考えていきながら経営戦略についての理解を深めていきたいと思っています。 |
日本的経営の海外移転に関する研究
「日本的経営」の基礎を築くものが長期雇用であることを、先行研究を整理することにより明らかにしています。また、台湾においてアンケート調査やヒアリング調査を実施することにより、台湾における日本的経営の国際移転がどのように行われたかを実証的に示しています。
地元・備後」と「世界」をつなぐ、地域と 国際を見つめる研究をしています
「日本的経営の国際移転」や「地方企業における国際経営戦略の実態解明」をテーマに研究を行っています。特に、私が勤務する福山大学のある備後地域に根ざした中小企業(備後企業)に焦点を当て、どのように海外市場へ展開しているのか、経営理念やトップのメッセージにどんな特徴があるのかを、テキストマイニングなどの手法を用いて分析しています。
備後地域では、伝統ある地場産業が衰退する一方で、海外展開を模索する企業が増えており、地域性と国際性をどう融合させていくかが重要な課題となっています。私はそうした企業の実態に寄り添いながら、研究成果の学会発表や書籍化に尽力しています。
近年は、SDGsや環境会計といったサステナビリティの視点から、地域企業の取り組みを“見える化”し、経営の新しい形を提案する研究にも取り組んでいます。研究を通じて、地元の企業と世界との橋渡しができるような知見を発信していきたいと考えています。




