【メディア・映像学科】ソフィア大学~私の変わった留学記①

【メディア・映像学科】ソフィア大学~私の変わった留学記①

この9月よりブルガリアのソフィア大学に留学しているメディア・映像学科3年生の大嶋杏佳さんより「留学記」が届きましたので、ゼミ担任の阿部が転載します。

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〈自己紹介〉

私はポスターやロゴのデザインを考えることが好きで、福山大学では桜ミニフォトコンテストのポスターや三蔵祭のポスターなどを制作してきました。ブルガリアへの留学目的は、ブルガリアを含むヨーロッパの様々なデザインを見て知識を得ることで、タイトルにもあるように少し変わった留学だと自覚しています(笑)

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現在、ブルガリアに来て約1カ月が経ち、ブルガリア語が飛び交う街で日本とは全然違った生活をすることにも少し慣れてきました。今回は、簡単に私が住んでいる場所と生活、そして私が体験したイベントについて紹介したいと思います。

↑寮からの景色(朝)

私が住んでいる場所は、ソフィア大学からバスで30分ほど離れた学生の住む寮やアパートが沢山ある街”studentski grad(学生街)”です。ここには、ソフィア市外のブルガリア人や留学生などの外国人が多く住んでおり、近くにはスーパーマーケットが2店舗あります。また、寮には洗濯機が無く洗濯屋さんに持って行き、洗濯&乾燥、もしくは洗濯してもらった後で部屋に干すというのが一般的なようです。

私は、ソフィア大学でBulgarian as a foreign language A1というブルガリア語の基礎を英語で学ぶ授業とBulgarian Language and Stylisticsという文字(フォント)のデザインなどをブルガリア語で学ぶ授業の2つを受講しています。ブルガリア語の基礎を学ぶ授業では、約4,800円のぶ厚い教科書を使っています。(画像をクリックすると拡大して見られます)

フォントを学ぶ授業は、11時から16時までとすごく長いのですが、私は先生に頼んで最初の2時間を聞かせてもらっています。最近は聞き取れるブルガリア語が増えてきており、「聞き取れるけど、単語の意味が覚えられてない!」とモヤモヤしながら授業を聞いています。

↑授業風景(Stylistics)

 

10月27日(土)には、元ソフィア大学日本語専攻のヴァレンティナさんと大学からすぐの場所にある劇場に『Yana’s Nice Brothers』というオペラを見に行きました。ブルガリア語だったので理解できるか心配だったのですが、劇場の上の方にスクリーンで字幕があり、そこにブルガリア語と英語が書かれていたので、英語の方を読みストーリーもそれとなく理解することができて嬉しかったです。また、セットの中に大きな布が垂れ下がっていたのですが、それがシーンに応じて家になったり岩になったり、とても抽象的で想像力を掻き立てられました。今回、生まれて初めてオペラを聴いたということもあり、オーケストラの生演奏とオペラ歌手の声が劇場内に響き渡る感じにも圧倒され感動しました。毎週末どこかで必ずと言っていいほど劇やオペラをしているようなので、是非また見に行きたいと思います。(どうやら来日もしていたようですね。そのときのURLも書いておきます)

↑オペラ開幕前の風景

『ブルガリア国立歌劇場』https://www.japanarts.co.jp/bulgaria2018/

『Yana’s Nice Brothers』あらすじ https://www.operasofia.bg/en/component/k2/item/6502

 

学長から一言:大嶋杏佳さん、ブルガリアからのお便り、ありがとう!1か月の間に色々な体験をして、とても楽しそうなので、安心しました!次のお便りを楽しみにしていま~す!!!