【大学教育センター】自主ゼミF4、「香川大学」で学生交流!

【大学教育センター】自主ゼミF4、「香川大学」で学生交流!

「コミュニケーション能力」は、就職活動においても特に評価される能力の一つです。日本経済団体連合会(経団連)が毎年実施している新卒採用に関するアンケート調査でも、コミュニケーション能力は企業が「選考にあたって特に重視した点」の中で15年連続1位となっています。

2017年度 新卒採用に関するアンケート調査結果(一般社団法人 日本経済団体連合会)

 

そんな「コミュニケーション能力」を高めることも活動目的の一つに掲げる自主ゼミF4では、他大学の先生や学生さんとの交流を通じて自身のコミュニケーションスキルを高めることを目的に、11月3日(土)高松市にある香川大学に今年新しく創設された「創造工学部」を訪問してきました。その様子をF4メンバーの伊藤さん、中山さん、藤谷さんが伝えます。(投稿者:大学教育センター 前田)

 


 

こんにちは。生命工学部生物工学科2年生の伊藤天地(いとうてんち)、人間文化学部人間文化学科1年生の中山舞香(なかやままいか)、薬学部薬学科1年生の藤谷侑加(ふじたにゆうか)です。

 

今回、自主ゼミF4は香川大学に学生交流に行ってきました。メンバー一人一人、目的を持って学生交流に臨みました。例えば、「他大学で同い年の人がどんなことをして頑張っているのかを知り、交流を通してお互いの学生生活のモチベーションを上げたい」といったことや「香川大学の先生のプレゼンテーションから自分達のプレゼンに活かせるデザインを学ぶ」といったことが挙げられます。

 

始めに、香川大学創造工学部教授の井藤隆志先生より学部や研究等についての紹介プレゼンテーションがありました。井藤先生のお話の中で、ある講義では「ユングのタイプ論を用いてメンバーの相性を考慮し、チームを組んでいる」という話題がありました。デザインをする中で、それぞれ得意なことや苦手なことがあるので、そこを組み合わせることでいいチームができるということでした。これは、F4が毎月行っているプレゼン動画制作のチーム作りでも言えることなので、次回のプレゼンテーションのチーム作りからタイプ論を導入しようと思いました。

 

香川大学創造工学部教授の井藤隆志先生です

 

井藤先生のデザインされた試作品の見学の様子です

 

次に、福山大学自主ゼミF4の1年生メンバーによるゼミ活動の紹介プレゼンを行いました。

 

F4メンバーによるゼミ活動紹介プレゼンの様子です

 

その後、香川大学の学生さんと交流会を行いました。限られた時間の中で仲良くなるために、「キャリアデザインⅡ」の授業で学んだ「共通点発見ゲーム」や「絵しりとり」を自分たちなりにアレンジして実施しました。交流会が終わる頃には、初対面である香川大学の学生の皆さんと連絡先を交換するくらい仲良くなることができました。

 

学生間交流の様子です

自己紹介パートで司会をする私(伊藤)です

 

交流会後は、香川大学の学園祭へ参加しました。私は福山大学以外の学園祭に参加したことは初めてだったので、会場全体の雰囲気の違いや今年自分たちが出店した模擬店との違いを感じ取ることができました。F4の先輩方は、仲良くなった香川大学の学生が出店していたミネストローネの販売を手伝っていました。

 

ミネストローネの販売を手伝っている先輩たちです

ミス&ミスターコンテストの様子です

 


交流会に参加した感想

 

藤谷侑加(薬学部薬学科1年生)

今回、私は香川大学創造工学部の施設見学後に自主ゼミF4の紹介を行いました。

私は今年の4月にゼミに加入し、ゼミ生の前やカメラに向かってのプレゼンを行ってきましたが、今回は香川大学の学生や先生方の前でのプレゼンということで訪問前から緊張していました。ゼミ紹介をするメンバー3人とも1年生だったことから、どのようにすれば相手に伝わりやすく、わかりやすいプレゼンができるのかを意見交換し、話し合いました。

事前練習では先輩や先生方にアドバイスをいただいて、本番では聞いている人が楽しめるように心がけました。普段の授業ではなかなか初対面の人にプレゼンをする機会が少ないので、この経験を生かしていこうと思いました。

 

伊藤天地(生命工学部生物工学科2年生)

今回、学生交流の司会を担当しました。交流会では、自己紹介、絵しりとり、共通点探しを行いました。私は導入となる自己紹介パートを担当しました。

他大学との交流なので、短時間でお互いを知れる機会が作れるように気をつけました。当日の交流会は全体的に盛り上がっていたと思います。しかし、自分のパートのみだと思っていたため、次のパートとのつなぎがおろそかになってしまいました。運営側が不安定だとせっかく楽しんでいたメンバーの空気が悪くなっているのがわかりました。

今回、事前につなぎの準備の打ち合わせを行っておらず、このような問題が生じたので、次回からは事前にリスクを十分に想定した練習を行おうと思います。

 

中山舞香(人間文化学部人間文化学科1年)

交流会後は、香川大学の学園祭に参加しました。今回の香川大学学園祭のテーマは「轍」でした。未来へと道を切り開くという思いが込められているそうです。このテーマに沿って、大学祭の運営を大学内で終結させるのではなく、多くの企業や地域を巻き込んで行い、次につながるような運営の仕方でした。

また、多くの大企業から地元の企業が参加したキャリフェス2018㏌香川大学祭を開催していました。そこでは、無料で世界に一つのカバンを作成したり、企業のパンフレットをいただきました。そして、地元の島の食材を使った食べ物を提供したり地域の子どもたちが楽しめるように体育館の中に手作りのテーマパークを作るなど、大学生だけが楽しむのではなく幅広い年代の方が大学祭を満喫できるように工夫がされていました

私は、来場される方の立場で買いやすいようにお店を配置したりゴミステーションを箱型にして捨てやすいようにするなどの多くの気遣いが詰まった大学祭だと感じ、とても勉強になりました。この学びを生かし、月1回のプレゼンでは相手に伝わりやすいように話す工夫をするなど相手の立場になって先のことが考えられるようになりたいと思います。

 


 

今後としては、自分で物事を完結するのではなく周りを巻き込んでいきたいことと井藤先生のプレゼンを参考にプレゼンスキルの向上に努めたいです。

 

最後になりますが、今回の香川大学との学生交流の企画の実現にあたり、大学の事務局の方や運転手さんに多大なご協力をいただきましたことを改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました!!

 

学長から一言:自主ゼミF4の皆さん、素晴らしい経験になりましたねッ!香川大学の皆様、ありがとうございました!来年の本学の大学祭では、F4から、新しい試みが出てくるのを楽しみにしていますよ!