【大学教育センター】短期インターン「パナソニック株式会社」体験レポート!

【大学教育センター】短期インターン「パナソニック株式会社」体験レポート!

「グローカル人材の育成」をミッションの1つに掲げる大学教育センターでは、グローバルに活躍する企業でのサマーインターンシップの挑戦も積極的にサポートしています。

今年は、自分未来創造室を拠点に活動する自主ゼミ「F4」メンバーの桑原さん(生物工学科1年生)が、低学年次向け短期インターンシップを主催するキャリア大学の1日サマーインターンシップに応募し、抽選で見事「パナソニック株式会社」のインターンシップの参加権を勝ち取りましたので、その体験談をレポートしてもらいます。(投稿者:大学教育センター 前田)

 


 

皆さん、こんにちは。生命工学部生物工学科1年生の桑原佑奈です。今回は、夏期休暇を利用して参加したキャリア大学についてお伝えします。

 

 

私は、9月4日(火)に開催されたキャリア大学で「パナソニック株式会社」のクラスに参加してきました。

キャリア大学とは、企業が先生となって仕事の現場や魅力、社会人の先輩の生き方に触れることのできるイベントです。キャリア大学に参加した理由は、1年生の夏休みを何の目的もないまま過ごすのが嫌で、やってみたいことをやるための準備期間にしようと決めたからです。また、私がサントリー、三井化学、電通などの数ある企業から参加する企業としてパナソニックを選んだのは、パナソニックの応募要項に記載されていた「人と向き合い、次の時代をつくる」というコピーが気になったからです。

参加して感じたのは、キャリア大学は企業を知るのではなく「仕事を知り、自分らしく働くとはどういうことなのか」をワークショップを通して考えることで、自分の可能性を広げることができるということでした。参加したのは、東京都内の大学生を中心に約40人ほどでした。参加した学生は頭の回転が早いだけでなく、臨機応変に行動することもできる人ばかりでした。その中でも特に印象に残っているのは、自分の意見を発信できる人が多かったことです。

 

インターンシップのスケジュール

 

1限目は、パナソニックの企業理念や創業者である故松下幸之助さんの話、時代の変化を題材に働くとは何かを考えました。10年後の未来すらも完璧に予測するのが難しいほど、変化のスピードが速い今、未来を自分で創っていく必要があることを学びました。
2限目は、モノや社会問題が書かれた16枚のカードから2枚のカードを組合わせて、10年後の未来について考えるグループディスカッションや1人の子供の20年後の幸せな未来を写真を題材に創造していくグループワークを行いました。このコンテンツでは、未来を創造するということを考えるときに、“一人ひとりの生活や生き方と向き合う”というパナソニックの姿勢を知りました。
3限目は、パナソニックセンターの見学を行い、オリンピック・パラリンピックのパートナーとしてパナソニックが果たす役割について教えていただきました。
4限目は、この日やったことの集大成として、商店街の復興策を提案するビジネスプランを作るというグループワークを行いました。さらに、ランチタイムも含めて約2時間の話し合いの後、各チーム2分間ずつプレゼンテーションを行いました。話し合いのコツでもある時間配分を決めてから話し合いを始めること、議論を見える化すること、他の人の意見に乗っかることということを意識しながら活動しました。

 

4限目のビジネスプラン制作の様子

 

1限目で、自分らしく働くには、仕事にどんな価値を求めるのか、何をやりたいのかといった自分の志、軸になるものを持っておくことが大切だということを教えていただきました。そして、自分の志や軸を考えるコツは「何のために?誰のために?」から自分が頑張る理由を明確化させることだということを学びました。この「何のために?誰のために?」をキーワードに、自分が頑張る理由=志や軸について考えたのですが、私はすぐにはこれを書くことができませんでした。一方で、他の学生は自分の志や軸をすらすらと書いていました。また、グループワークやディスカッションでも単純な知識量だけなく、自分が持つ視点の数など他の学生には及ばない部分が多くあり、悔しさを感じたのを覚えています。しかし、同じチームでグループワークを行った学生からのフィードバックで、自分では気づけなかった自分を知ることができて良かったと思いました。まずは、自分の志を考えていきたいと思います。

 

最後に、キャリア大学は1・2年生を対象にしたイベントです。今回参加した私だからこそ言えるのは、将来何をしたいか考えている学生にこそ行ってほしいということです。私も、このインターンシップに参加するまで自分が何をしたいのかはわかりませんでした。しかし、日本を代表する企業のインターンシップに参加し、海外経験が豊富だったり学生団体の代表をしているような同年代の学生との交流を通じて、今まで感じることのなかった世界とのつながりを実感できた気がします。福山大学での残りの学生生活を通じて、私も仲間と一緒に成長していけたらと思います。

 

学長から一言:桑原さん、大学に入った最初の夏休みに、視野のドンと広がる素晴らしい体験をしましたねッ!!!まだまだ大学生活は続きます。。。海外留学・海外研修の機会も大学はたくさん用意していますよ!しっかり貪欲に学んで、大きく大きく成長してくださいねッ!期待していま~す!