【メディア・映像学科】小学校で情報モラルの授業を行いました!

【メディア・映像学科】小学校で情報モラルの授業を行いました!

GIGAスクール体制がかなり進展し、小学生が学校や自宅でデジタルデバイスを使用する機会も増えてきました。デジタルデバイスは便利なツールである一方、使い方によっては様々な危険もあります。メディア・映像学科内垣戸准教授が、尾道市の小学校でデジタルデバイスの正しい使い方を含む「情報モラル」に関わる授業を行いました(投稿:学長室ブログメンバー渡辺)。

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まもなく夏休みに入るタイミングです。昨年度に引き続き、今年も尾道市の山波小学校で情報モラルにかかわる出張授業をしてきました。1-3年生には「ルールを守ることの大切さ」を、4-6年生には「SNSの適切な使い方」を中心に、身近なトラブル事例を交えてお話することにしました。

GIGAスクール体制があっという間に整い、子どもたちは学校でも家でも何かしらのデジタルデバイスに触れているという時代になりました。授業で使うICTツールは学校や先生の管理のもとに使われていますが、学校外で楽しむゲームやSNSは自分自身で管理しなければなりません。でもこれはすごく難しいことです。なぜならば、ゲームは楽しいし、SNSも便利だからです。それらが持つ楽しさや便利さに、利用の際に注意しなければいけないことが埋没してしまうからです。

特に、夏休みは生活のリズムが崩れやすいタイミングです。「規則正しい生活を!」というのは堅苦しいメッセージですが、一度崩れてしまうと元の状態に戻すのはなかなか大変です。子どもたちは実際のトラブル事例に対し、「あぁー」「聞いたことある」と他人事ではない感覚を覚えているようでした。外部の人間が授業をするかどうかは別にして、こうした授業を通して自分たちのことを振り返る機会があることはすごく大切だなと改めて感じます。

今後も別の学校のPTA講演や教員研修等、同じような話題の話をする機会をいただいています。ICTはなくてはならないものだからこそ、しっかり使いこなす、そのために学校や家庭ができることをみんなで考える機会にできたらなと思っています。

 

学長から一言:これまでにも何度も小学校での出前授業に出かけたことのある内垣戸准教授が、今回もICTツールについて子ども達への啓蒙活動に取り組みました。お疲れ様でした。普段相手にしている大学生と勝手が違い、特別な苦労があることでしょうが、専門家の豊富な知識や経験に期待されるところが少なくないと思います。これからも大事な地元の子ども達のために頑張って下さい。