【建築学科】ライフスタイルに合わせた仕事のしかたを学ぶ!

【建築学科】ライフスタイルに合わせた仕事のしかたを学ぶ!

びんご建築女子「OGによるキャリア講演会:ライフスタイルに合わせた仕事のしかたについて学びました!」を開催!

 

建築学科の女子学生グループ「びんご建築女子」が行っている活動として、第9回になる「OGによるキャリア講演会」が開催されたことについて、建築学科の学長室ブログメンバーSがお届けします。

 

この活動は、女子学生のキャリア教育を目的とした「びんご建築女子」の重要な活動で、備後地域で活躍する卒業生(OG)を招いて、女性の職業としての建築職の実際、地域でどんな仕事をしているか、ワークライフバランス等について、普段の授業では触れることの少ない実社会での活動の様子をリアルに語ってもらうキャリア講演会です。(第1~8回の様子はこちらから)

今回レポートを担当してくれたのは、2年生の武田さんです。それでは、よろしくお願いします。

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びんご建築女子運営メンバーの武田楓多葉です。私たちは、8月6日(月)にびんご建築女子のOGの先輩によるキャリア講演会を行いました。

今回講義をしてくださったのは、株式会社ろんでんアトリエの小林愛さんです。小林さんには、以前も講義をしていただきました。その時は、福山で活躍する女性現場監督としてのお話を聞かせていただきましたが、大学卒業後は福山市の建設会社に就職し、女性現場代理人のパイオニアとして活躍されていました。

今回の講義では、施工管理から転職をして設計士として働く小林さんの仕事内容やエピソード、プライベートのことなどを教えていただきました。

講義中の小林さん

 

まずは仕事内容です。小林さんが勤めているのは、設計と施工を行う会社です。担当する仕事は名刺上では設計士となっていますが、仕事内容的には営業職です。単に設計をするだけでなく、集客をして話をよく聞いてお客様に満足してもらえる提案を考えるそうです。また、その他にも現場サポートやマーケティングサポートなどもやっています。

株式会社ろんでんアトリエでは、新築だけでなく、リフォームやリノベーションを受け持っています。 リノベーションとは、建っている建物の骨組みを活かしつつ間取りを変えることです。古い建物をする時は設計図面が残っておらず、現場に行って自分たちで寸法を取り、図面に落としていきます。そのため、新築より仕事量が多くて大変です。

また、設計に転職してからも、現場監督として働いた経験はとても役に立っているそうです。例えば、図面を書く時も、現場目線から見ることでより細かくわかりやすく書くことができます。すると、施行する側もスムーズに施行に取り掛れるそうです。

さらに、資格取得も積極的に行っているそうで、今はフィナンシャルプランニングの勉強をしているそうです。フィナンシャルプランニングとは、節約から税金、投資、住宅ローン、不動産、教育、老後、相続まで、様々なお金に関する資格です。建物を建てる時にはお金が必ず絡むということもあり、設計=営業の会社では必要になってくるそうです。

プライベートも充実しており、そろそろご結婚される予定で、結婚式の準備をしている真最中らしいです。誠におめでとうございます!!!
今回の講義を受けて、小林さんは人生設計がきちんとできている素敵なキャリアウーマンであることがわかりました。自分の幸せについて、しっかり考えて行動していてすごくかっこよかったです。私も残りの大学生活の中で自分の幸せについてしっかり考え、いつか小林さんみたいになりたいと思いました。

 

講義中はみんな真剣!!!

 

集合写真(中央 小林さん)

 

学長から一言:学生にとって身近な先輩が、仕事で努力をして成果をあげ、そして個人的な生活も豊かにしていく姿を見ることは、とても刺激的な何よりの教材でしょう。。。小林さん、ありがとうございました!!!