【大学教育センター】自主ゼミF4「発信力向上合宿」に参加!

【大学教育センター】自主ゼミF4「発信力向上合宿」に参加!

多くの大学生にとって、思う存分自分のやりたいことに集中できる期間…….。それが「夏季休暇」です! 地元に帰って中・高校時代の友達と親交を深める学生もいれば、就活を見据えてインターンシップに励む学生など休暇の使い方は様々ですが、自主ゼミ「F4」のメンバーにとって、今年の夏季休暇は「福山青年会議所の方々と福山市の魅力について考える夏!」になったのかもしれません。

 

そんな福山青年会議所との協働事業において、今年の夏の一大イベントとなる「発信力向上合宿」が、8月25日(土)及び26日(日)の2日間、神石高原町の上豊松コミュニティーセンターにて行われました。その様子をF4メンバーの清水さんと織田さんに伝えてもらいます。(投稿者:大学教育センター 前田)

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皆さん、こんにちは。人間文化学部心理学科3年生の清水美晴と生命工学部生物工学科1年生の織田楓です。初の学長室ブログです!よろしくお願いします。

 

今回、私たちは以前に学長室ブログ(6/14)の記事でも紹介しました福山青年会議所と協働で行っている「発信力向上プログラム」の第3回勉強会合宿に参加してきました。合宿には青年会議所の方と福山大学のF4だけではなく、福山市立大学の学生さんも数名参加していました。

 

 

合宿は2日間でセッション1~3まであり、それぞれのセッションで違う講師に様々なことを教えていただきました。その様子を紹介していきたいと思います。

まずは、1日目の最初に行われたセッション1についてです。講師は、福山青年会議所の小林史明さん(衆議院議員)でした。小林さんには「情報発信」についてお話していただきました。様々なことを話していただきましたが、私たちが特に心に残ったものを紹介します。

 

 

私たちの心に残ったのは「プレゼンテーションの目的」についてです。普段からF4の活動を通じて、毎月プレゼンテーションの練習をしている私たちですが、改めて考えると難しく、私たちなりに出した答えは“相手に自分の考えを伝えること”でした。

 

質疑応答の様子

 

しかし、小林さんから教えていただいた「プレゼンテーションの目的」は、私たちが出した答えの先にある“聞き手をA地点からB地点へと動かす”というものでした。

聞き手に情報を伝えることだけにとどまらず、聞き手を動かすことがプレゼンテーションの目的なのだとわかりました。プレゼンテーションには「発信力」が必要だと思っていましたが、それに加えて「働きかけ力」も必要なものだと感じました。私たちが日頃行っているプレゼンテーションでもこれを意識し、「働きかけ力」という社会人基礎力の成長を目指したと思います。

 


 

次に、同じく1日目に行われたセッション2についてです。セッション2では、大学教育センターの前田先生が講師となり、内容は「チームビルディング」に関するものでした。

 

「無言絵しりとり」ワークの様子

 

1チーム約6人の計6チームに分かれ、「共通点探し」「無言絵しりとり」「ペーパータワー」「宝探し」の4つのグループワークを通して、グループの仲を深めることを一番の目的に、実際に頭や身体を動かして楽しみながらチームワークについて学びました。

 

「宝探し」ワークの様子

宝物シートに記された点数の合計を競います

 

仲良くなる中で、この活動を通してみんなで協力し工夫したりして、たくさんのアイディアを出すこと、そしてより良いものを出すことというのは1人では難しく、グループでやるからこそできるものを改めて学びました。今回のグループワークで1番感じたことは、楽しく考えるというのはとても大事であるということです。楽しむことで意見がたくさん出るようになったり、考えがさらに深まったりと頭の回転がよくなると感じました。いかにして楽しんでやるかが、新しいものを生み出すのに必要なことだとわかりました。

 


 

次に、2日目に行われたセッション3についてです。

 

 

セッション3では、講師の廣澤正人さん(ケアデザイン)に「記憶に残る覚え方」「マインドマップ」についてのお話をしていただきました。私は普段ものを覚えるのが得意な方ですが、すぐに忘れてしまうので、今回教えていただいた繋げて覚えるやり方ありえないものを頭の中で映像化して覚えるやり方はとても記憶に残ると思いました。マインドマップというのは1つのものから発想を膨らませ、関連するものをどんどん樹形図のように書いていくものです。

 

各チームの発表の様子

 

グループごとで考え、ペットボトルから発想を膨らませ、福山の魅力を伝えるためにというテーマで、各グループで福山の魅力や発信方法を考えて発表しました。普段から意識していないことを考えるのは大変でしたが、みんなでアイディアを出し合い、組み合わせたりしながら1つのものを作り上げるのはとても楽しいものでした。マインドマップでのアイディアの出し方は、自主ゼミ「F4」の今後の活動でも活かしていきたいです。

 


 

このセッション1~3の他にも、1日目の夜にはBBQやキャンプファイヤー、2日目の朝には散歩など、学ぶだけではなく、福山青年会議所の方々や福山市立大学の学生さんと交流を深めることができる機会も多く、他大学での大学生活の様子や地元企業で働くことについてなど、普段は耳にすることのできない話を数多く聞くことができました。

 

BBQの様子

 

最後に、合宿に参加した生命工学部生物工学科4年生の田中省吾さんに感想を聞いてみたので紹介します。

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生物工学科4年生の田中省吾です。

今回の合宿のセッション3では、マインドマップという手法を用いてペットボトルから連想を広げていき、福山の魅力について考えていきました。

 

 

私たちのグループでは、意外と福山には、イベントやお店があり魅力があるのではないかということに気づきました。しかし、その魅力を学生が知らなかったり知っていてもうまく発信できていなかったりすることが問題なのかもしれません。以前、学長室ブログでも紹介した鯛網のように、実際に福山の伝統産業や魅力を体験すること、そしてインスタグラムやツイッターなどのSNSをうまく活用して広めていくことが大切だと考えました。

発信力向上プロジェクトもあと2回あります。福山の魅力を多くの人に伝えられるように頑張っていきます!

 

学長から一言:F4の学生の皆さん、同年齢、異年齢、同じ大学、違う大学、色々な人と交わって、社会人基礎力を付けるいいチャンスになり、素敵な夏休みの収穫でしたねッ!福山青年会議所の皆様、学生達を鍛えていただき、ありがとうございま~す!!!