【国際交流】留学は未来を拓く!生物工学科生が参加するトビタテ留学JAPAN

【国際交流】留学は未来を拓く!生物工学科生が参加するトビタテ留学JAPAN

アメリカのカリフォルニア州立大学サンマルコス校に行ってきました! 文部科学省と福山市による大学生の留学促進事業「トビタテ留学JAPAN」には、福山大学から5名の学生が採択され、本学の海外協定校等の協力のもとで、それぞれの学修目的に応じた留学を行っています。(https://www.fukuyama-u.ac.jp/blog/4687

そのうち、アメリカのカリフォルニア州立大学サンマルコス校では、8月27日(月)から生物工学科2年生の片岡玲実奈さんが「アメリカとアジアで学ぶ食と農の6次産業化ビジネス」をテーマに留学しています。

冨士副学長と国際交流課長の私(学長室ブログメンバーの坪根です)は、8月31日(金)にサンマルコス校を訪問する機会があったので、同校の日本代表窓口を務める三好・スウィーニー・順子さん(写真の一番右の方)の協力により、片岡さんにインタビューする機会を得ました。

三好様には本研修で大変お世話になっています。ありがとうございます!

渡米してわずか数日ながら、とても充実した留学生活を送っている片岡さんの様子を紹介します。

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8月31日(金)、カリフォルニアのまぶしい太陽のもと、カリフォルニア州立大学サンマルコス校を訪問しました。

 

訪問の目的は、同校関係者の方々と今後の協力関係について協議することでしたが、この機会を利用してトビタテ留学JAPANの研修に励んでいる生物工学科2年生の片岡玲実奈さんに会うことができました。

片岡さんは、「食と農の6次産業化ビジネス」の観点からカリフォルニア州サンマルコス市の日系人が経営する農場で農業研修を行っており、その研修で必要となる英語力と異文化コミュニケーションを高めるために、カリフォルニア州立大学サンマルコス校の英語学校で学んでいます。

サンマルコスでの滞在期間は約1ヶ月半で、平日の週3日は英語の授業を受け、残りの2日は農家等で研修を行っています。

 

 

 

片岡さんのアメリカでの暮らしはホームステイです。ホストファミリーはとても親切な方たちだそうで、すっかり打ち解けている様子です。

片岡さんは、持ち前の明るさで英語授業のオリエンテーションで出会ったブラジル人とさっそく友達になったそうで、「今日は一緒に昼ごはんを食べてきました。」と楽しそうに語ってくれました。また、今度の週末には友達とサンディエゴの名所を巡ってみたいとのことで、楽しみながら英語学修と異文化理解に励んでいるようです。片岡さん曰く「こちらでの留学生活はとても充実しており、まだ3日目ですが、もう帰りたくない気分です!」

ところで、お世話になっているホストファミリーには1歳の赤ちゃんがおり、その子の子守りのためにGrand motherが日中ご自宅にいらっしゃいます。そのような事情から、一緒に過ごす時間が多いそうです。インディアンのルーツを持つおばあちゃんとの交流を通じて、インディアンの歴史や文化も学んでいるそうです。教室外でも様々な形で異文化理解が深まっているようですね。

アメリカでの留学生活が始まって、片岡さんは「留学するのは早ければ早い方がよい」と強く感じたそうです。そのため、帰国後には他の若者に自らの体験を伝えていきたいとのことでした。また、サンマルコスの6次産業の現場で学んだことを活かして、福山市を中心とする瀬戸内の幸を世界に発信する活動にも貢献したいと熱く語ってくれました。

「今回の留学によって進路の選択肢が広がり、悩むようになりました。」との言葉には、冨士副学長から温かいアドバイスがありました。

なお、サンマルコスでの研修後には、福山市在住の日本人がラオスで始めたラム酒醸造会社「LAODI」のご協力により、アジアの6次産業化ビジネスを学ぶための研修に参加し、アメリカで学んだことも応用させます。(LAODI様のご協力により、2017年に福山大学ラオス醸造研修所がオープンした記事はこちら http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2017/12/blog-post_3.html

 

学長から一言:片岡さん、元気にがんばっていますねッ!!!世界がどんどん広がっているようで、それにつれて心もどんどん広がっているようで、とてもうれしいで~す。。。今度は自分で、便りをぜひ学長室gakuchoshitsu@fuss.fukuyama-u.ac.jpに送ってくださ~い!!!