【経済学科】日本スポーツ産業学会コンペ入選!&研究発表報告

【経済学科】日本スポーツ産業学会コンペ入選!&研究発表報告

経済学科の学生チームが学会のコンペで入選したこと、そして本学科教員が研究発表を行ったことを、経済学科スポーツマネジメントコースの藤本倫史が報告します。

今回、7月21日(土)~22日(日)に明治大学で開催された日本スポーツ産業学会第27回大会へ、本学から私と中村和裕助教、そして本学科3年の坂上拓人君、河本直希君、2年の森川貴博君の計5名で参加してきました。

学生たちの参加目的は、自分たちの研究力とプレゼンテーション能力の向上です。そして、この5名で学会の企画コンペを検討し、アイデアコンペ・ポスター発表

に応募しました。

結果は、何と見事入選!ポスター発表を会場で行いました。入賞は15件程度で、入賞提案については、機関紙『スポーツ産業学研究』に掲載されます!

 

コンペのテーマとしては、「スポーツに新たな投資を呼び込もう!」でした。

私たちは、福山市の特徴を活かした「ものづくり×スポーツプロジェクトー新たな商品開発を促すクラウドファンディングサービスを中心にー」を提案しました。

このプロジェクトでは、オンリーワン・ナンバーワンの技術力を持つ福山の企業とスポーツ関連企業や関係者が結びつき、新たなスポーツ商品の開発を行います。その開発費などは、クラウドファンディングサービスを活用して投資を行ってもらい、地域の経済効果を呼び込もうという内容でした。

学生たちも初めての学会ということで緊張していましたが、参加者へ説明し、交流を広げていました。今回は優秀賞を始めとした賞を獲得できなかったので、次回以降頑張っていきたいと思います。

さらに、この学会期間を利用して、様々な方へのインタビューや訪問ができました。

学会の会場では、スポーツ施設やスポーツ産業の人材について株式会社東京ドームスポーツ代表取締役会長の鈴木茂之氏と幹部職員へインタビュー調査を実施しました。

 

さらに、スポーツツーリズムについては、STHJapan執行役員倉田知己氏に話しを伺うことができました。

そして、日本サッカー協会本部があるJFAハウスでは、日本サッカー協会コミュニケーション部ミュージアムグループの小野沢洋氏に、現在の日本サッカー協会やスポーツ産業についてお聞きしました。

その後はサッカーミュージアムもご案内いただき、日本サッカーの歴史などを学ぶことができました。

この他にも横浜スタジアムなども訪問し、学生たちにとって、非常に有意義な時間になったと思います。この成果を研究や自身の活動に活かしてほしいと願っています。

そして、本学会では、中村和裕助教が研究代表者となり、私や野田光太郎講師、広島経済大学の永田靖教授と共同研究を行い、研究発表も行いました。

その発表について、中村助教にレポートしてもらいたいと思います。

経済学科助教の中村和裕です。

日本スポーツ産業学会第27回大会での研究発表内容について、報告させていただきます。

研究題名は「日本及びアメリカMMA産業の放送構造に関する考察」です。

MMAとはMixed Martial Artsの略称で、日本では総合格闘技という名称で使用されます。総合格闘技とは打撃、投げ技、寝技等の使用をルール化したニュースポーツです。市場規模拡大を広げるアメリカMMAと、縮小傾向にある日本MMAを両国の映像放送構造から、その要因を考察し今後日本MMAが向かうべき方向性を示唆した研究内容になっています。

 

中村助教、ありがとうございました。会場からも積極的な質疑応答もあり、成果のある研究発表となりました。

このように、経済学科スポーツマネジメントコースの学生と教員は、アクティブに研究と活動を行っています。

今後もこのような取り組みを積極的に発信していきたいと考えています。

 

学長から一言:本学の経済学科を特徴付けるものの一つは、スポーツマネジメントコースの存在です。学生達のこのチャレンジ精神、この成果!!!「す・ば・ら・し・い!!!」