【自分未来創造室】オンラインでインターンシップ事前研修会を実施!

【自分未来創造室】オンラインでインターンシップ事前研修会を実施!

2021年度が始まってからもコロナ禍に大きな影響を受け続けているBINGO OPENインターンシップの運営です。でも、将来に不安を抱えながらも一歩前に踏み出そうとする学生たちをサポートするため、自分未来創造室では「できないではなく、何ができるか?」をスタッフ一同で考え、諦めずに取り組んできました。

今回の事前研修は、昨年同様オンラインでの開催となりましたが、自分未来創造室に新しく加わった向井特命講師と甲斐コーディネーター、長尾コーディネーター、そして事務スタッフの松葉さんの協力によって、例年より短時間で、かつ充実した研修内容を提供することができました。その様子について、長尾コーディネーターに紹介いただきます。(投稿者:自分未来創造室 前田)

【過去の記事 BINGO OPEN インターンシップ 事前研修】

2020年度 【自分未来創造室】初挑戦!Zoomを使用した「インターンシップ事前研修」

2019年度 【自分未来創造室】インターンシップ事前研修に参加!

 

――

 

直前まで対面での開催準備をしていた今年のBINGO OPEN インターンシップ事前研修会ですが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、急きょオンラインに変更して開催しました。

・実施日時:8月21日(土)13:00~17:00
・参加人数:1~3年生の学生132名及び教員・スタッフ6名

当日、スタッフは未来創造館2階の自分未来創造室から、学生たちはそれぞれの自宅などからWeb会議ツールのZOOMに繋いで研修を実施しました。

開会の挨拶では、キャリア形成支援委員長の香川教授から健康管理と感染予防の重要性とそのために日常生活において心がけるべきことについて話がありました。

コロナ禍においても学びを止めないためには、各自の意識的な行動が大切です。学生の皆さんは決して気を緩めず、考えられる最善の行動を心がけましょう。

 

香川教授による開会挨拶

 

続いて、ZOOMのブレイクアウトルームを用いて少人数のグループに分かれ、自己紹介とコンセンサスゲームを行いました。同じ企業のインターンシップに参加する学生同士もこの日が(画面越しですが)初対面という人がほとんどでしたが、グループワークを通じて徐々に打ち解け、チームワークを醸成することができました。

 

グループワークの様子

 

インターンシップとはいえ、ビジネスの現場ではビジネスマナーを身に付けておくことが大切です。平就職課長からは基本となるビジネスマナーについて、とても分かりやすく、かつ具体的に説明していただきました。マナーというものが単なる形式ではなく、相手を敬う心や自らの行動に対する心掛けであることがよくわかったと思います。

 

平講師によるビジネスマナー研修

 

大学教育センターの前田講師からは、このインターンシップを通じて自らの変化や成長を測るために実施する社会人基礎力診断と目標設定のワークシートについて説明がありました。実習期間は短いですが、自身が設定した目標を意識して取り組み、事後にそれをしっかり振り返ることによって大きな成長の機会になると思います。事後研修会で振り返ったときに、参加した学生の皆さんが自らの成長を実感できることを願っています。

 

前田講師による目標設定ワーク

 

最後に、閉会の挨拶で香川教授から「残心」という言葉をいただきました。武芸において、技を終えた後も気を緩めずに緊張を持続する心構えを表す言葉ですが、香川教授もその話の中で振り返りの大切さを強調されていました。BINGO OPEN インターンシップは実習で終わりではありません。学生の皆さんは日々振り返りを繰り返しながら、事後研修会、そして成果報告会まで「残心」の言葉を忘れずに取り組んでください。

 

香川教授による閉会挨拶

 

緊急事態宣言が広島県にも適用されており、実習受入先の企業の皆様も大変な状況にある中、感染予防対策を徹底していただき、また接触機会をできる限り減らすためにオンラインを活用するなどして貴重な学びの機会を確保してくださっています。学生の皆さんにも毎日の検温・健康状態の記録のほか、様々な活動の制限などを大学からお願いしていますが、感染予防と学びを両立するために今の注意深い行動を継続していただきたいと思います。

オンラインで長時間にわたる研修会でしたが、学生の皆さんの集中した様子からインターンシップで得られる経験と学びへの意欲が画面越しでも伝わってきました。

今回の事前研修会で学んだことを実習に活かし、9月18日(土)の事後研修会では皆さんの充実した報告が聞けることを楽しみにしています。

 

 

学長から一言:コロナ禍の下、緊急事態宣言が適用されるまでの状況でも、インターンシップへの強い関心や要望に応えるために、キャリア形成支援委員会や自分未来創造室、そして何よりも受入企業の皆様の努力で、何とか実施しようという今年度のBINGO OPEN インターンシップ。参加学生の皆さんも含めて、関係者それぞれの強い意志と努力に敬意を払います。「正しく恐れて」行動すれば、大丈夫! 9月の事後研修会や年末に予定されている合同報告会では、きっと一回り大きくなった参加者からの報告が聞けることでしょう。