【薬学部】寸劇による健康講座のYouTube配信

【薬学部】寸劇による健康講座のYouTube配信

今回は、薬学部実践医療薬学研究室の学生の取り組みについて紹介します。

皆様こんにちは。学長室ブログメンバーのY.Sです。

 

寸劇形式の健康講座は、備後地域の住民の皆様に、薬の飲み方やコロナ感染症対策など、身近な健康に役立つ情報を短い寸劇形式で提供するものです。
コロナ感染症蔓延下で、直接地域の方々の前で演じることはできませんでしたが、YouTube で限定配信を行いました。

お茶と鉄剤の飲み合わせの説明です!

今回は、実践医療薬学研究室の4年生6名で取り組みました。
自分たちでシナリオから作り、小道具も全て手作りです。

                

実演中。緊張しています!

 

今日は、まず学内の教員の前で演じます。さて、どのような反応が返ってくるでしょうか?

教員の皆さんが真剣に見ています。

                      

たくさんのアドバイスをいただき、ブラッシュアップを重ね、いよいよ撮影です!

撮影の流れを確認しています。

位置を決めています。

次の写真の情報を提供する対象は、主として高齢の方々です。

サザエさん、ともぞうさん、薬剤師の丸さんに扮した皆さんです。みんないい味をだしています!

薬の飲み合わせ、おくすり手帳の大切さ、ポリファーマシー、コロナ感染症対策のために、マスクの正しい付け方や手指消毒の仕方を扱っています。

 

次の写真は、小さいお子さんの保護者の方が対象の寸劇の場面です。

       

お母さん、薬剤師のあおいさん、解説者、一生懸命取り組んだことが伝わってきます。苦い薬の飲ませ方、粉薬の飲ませ方、水薬の飲ませ方、坐薬の使い方、頓服薬について、小さなお子さんの保護者の方にとって役立つ情報がいっぱいです!

この内容は、YouTubeで限定配信していますので、様々な方に利用していただけるとありがたいです。

最後に、学生からの感想です
・一般の方に薬の飲みかたを伝えるのは難しいと改めて感じました。
・皆さんに薬の飲み方を分かりやすく伝えられるよう、実際の薬の味を確かめたり、絵や劇を工夫したりしました♥
・先生の前で演じたのはとても緊張しました。
・劇を作り上げるのは大変でしたが、薬のより深い理解につながりました。

 

 

学長から一言:地域の方々に正しい薬の使い方や健康管理の方法を寸劇で伝える試み、面白いですねえ。薬剤師の卵たちにとっては、日頃の学習の成果を発揮する場であり、将来薬局での勤務で、お客様と遣り取りする際に直接役立つ技や話術を身につける恰好の機会。大いに成果が上がったことと思います。さて、この限定配信のYouTube動画をご覧になった地域(に限らないかも)の方々から、どんな評価をもらえるか。たくさんの「いいね」を頂けると「いいね」と思います。