【弓道部】全国大会への切符を獲得!

【弓道部】全国大会への切符を獲得!

第42回広島県学生弓道親善試合が6月16日(土)にありました。弓道部が、今年も全国大会への出場を決めました!

梅雨の合間の晴天の下、広島県立総合体育館弓道場で第42回広島県学生弓道親善試合が開催されました。この試合は、男女別3人1組の団体戦と男女別個人戦があり、ともに的中数(的に中った本数)を競います。また、8月に開催される全国大会の個人予選も兼ねた試合です。

全国大会へは、毎年、個人予選を突破した数名がに出場しています。(2016年2017年)。
親善大会の結果と全国個人予選の結果を学長室ブログメンバーで弓道部顧問の片桐が報告します。

前のチームの試合の後のざわめきは徐々に落ち着きを取り戻し、徐々に張り詰めた空気が会場を覆い尽くす。
観客の目線は、各自の大学の射手に集中し、祈るようにその瞬間を待つ。

「パァーーーン」

静寂を破る「的に矢が中(あた)った音」
何度聞いても、心地いい。
その後に訪れる歓喜の歓声。「せぃ」「シャー」「よぉーーーし」と歓声が上がる。
学生弓道の親善試合などでは的に中った時、男女を問わず射手に届けとばかりに観客は声を張り上げる。
射手に与えられる瞬間の約15秒。周りの雑音に耳をかさず、的に神経を集中する。
射手だけの瞬間。
的中数を競う試合の場合、28m先にある的の中る位置に違いはない。どこでも良い。
放たれた矢は、的へと吸い込まれる。
ちなみに、的を外した時の音は、「スカっ」と気の抜けた音がする。
そして、観客からは、敗北感を含んだ「静寂」が漂う。

こんな空間で学生たちが、1本の矢に集中した結果とコメントは以下の通りです。

第42回広島県学生弓道親善試合結果
女子、団体「福山大学a(36射27中)」 1位
(佐藤(生命栄養科学科:2年)、江木(海洋生物科学科:2年)、倉田(生物工学科:2年))
男子、団体「福山大学C(36射28中)」 2位
(深坂(スマートシステム学科:2年)、藤村(心理学科:2年)、坂元(生物工学科:2年))
個人、女子 2位(倉田:12射10中)
個人、男子 同中4位(藤村:12射11中)

8月の全国大会個人予選通過者
男子、木村(薬学部:3年)、藤村(2)、石部(税務会計学科:1年)
女子、稲田(生命栄養科学科:3年)、佐藤(2)、倉田(2)
注)男女共最初の4本の結果により予選通過の有無が決定します。
男子:2射1中+2射2中の計4射3中以上で通過
女子:4射3中以上で通過

団体入賞チームのメンバーのコメント(近くにいた順)
藤村:諦めない心、日頃の練習。あの1本が全てでした。
深坂:練習と違って緊張した。
江木:個人が惜しかった。団体に貢献できてよかった。
倉田:個人決勝、力を出せなかったので次頑張ります。
佐藤:体力をつけて頑張ります。
坂元:久々に福大の名を団体で残せてよかった。

今回、大学バスでの送迎をしていただきました。ありがとうございました。
そして、弓道部では、経験者・未経験者を問わず随時部員を募集しています。

 

学長から一言:学友会弓道部の皆さん、なかなかの成績でしたねッ!おめでとうございます。全国大会までにさらに腕を磨いて、がんばってください。。。期待していま~す!!!