福山大学孔子学院だより

福山大学孔子学院だより

薬学部生が「漢語橋」中国語コンテストで奨励賞を獲得するなど、福山大学孔子学院の平山院長から5月のトピックス2つの紹介が届いたので、学長室ブログメンバーの三浦が報告します。

 

1.「漢語橋」中国語コンテスト西日本地区大会において健闘!

まさに五月晴れの一日となった5月20日(日)、今年で17回目を数える「漢語橋」世界大学生中国語コンテスト西日本地区予選大会に、今年も福山大学から薬学部4年生の豊田美幸さんが出場し、「奨励賞」を受賞しました。

「漢語橋」とは中国政府が世界各国の中高生や大学生を対象として行っている中国語コンテストでまさに「中国語を世界の架け橋に!」と名付けられたもので、これはその大学生の西日本地区予選です。毎年、全国から外国語学部で中国語を専門に学んでいる学生や、すでに留学経験のある学生など、レベルの高い学生が参加して、中国語スピーチ・知識クイズ・パフォーマンスの三部門で競い合います。特等賞に輝いた学生は、毎年末中国中の人たちがテレビを通じて観戦する世界大会に出場することができます。

 

豊田美幸さんは今年、薬学部4年生。学部の授業で中国語に触れることはありませんでしたが、2年生の9月、孔子学院の『サマーキャンプ』に参加し、約2週間北京や上海、蘇州を訪問、初めて生の中国語に触れました。以来2年間忙しい授業の合間を縫って週1回当院で勉強してきました。

去年、今年と当院主催の『広島県学生中国語スピーチコンテスト』で優秀な成績を収め、2年続けて、西日本地区大会に出場、堂々と落ち着いてスピーチやパフォーマンスを披露し、「奨励賞」を受賞しました。

 

豊田さんは現在漢方など中国医学にも関心を持っているとのこと、中国語がこれから専攻の勉学に活かされるといいですね。

2.創立10周年記念式典を開催

5月22日(火)福山ニューキャッスルホテルにて、枝広福山市長、林福山商工会議所会頭、また中国側からは中国大使館胡志平公使・参事官、提携校である(北京)対外経済貿易大学丁志傑副学長、上海師範大学蒋明軍副学長など多数のご来賓をお招きし、創立10周年記念式典を行いました。

 

ご挨拶やご祝辞を頂戴したのち、福山大学経済学部早川達二経済学科長より「経済発展における中国モデルの成果と課題」、丁志傑対外経済貿易大学副学長より「新時代の中国金融改革開放と発展の展望」と題しご講演いただきました。

 

続いて上海師範大学音楽学院の3名の講師より、中国の伝統楽器である琵琶、二胡、揚琴を演奏していただき、式典がより華やいだものになりました。

またつづいて祝宴を開催し、式典に続き上海師範大学の先生方の演奏のほか、当院からは、この3月から着任された宋卓時先生が中国武術六段の腕前を披露しました。

お蔭様で福山大学孔子学院は“新たな10年”に向け、新たな一歩を踏み出しました。皆さん、これからも気軽に当院にお越しください。お待ちしています。

 

学長から一言:中国語の教育と中国文化の紹介等で、地道に学生・教職員、地域の方々や企業の方々に貢献してきた孔子学院も、関係者の皆様のご支援でここまで成長しました。。。ありがとうございました。。。今後ともよろしく!