【建築学科】卒業設計優秀作品 各種賞を受賞!

【建築学科】卒業設計優秀作品 各種賞を受賞!

建築学科は毎年、卒業設計について優秀作品を選定し、外部のいくつかの賞に対して作品を推薦しています。このことについて、大島教授から報告がありました。学長室ブログ担当の伊澤が投稿します。

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令和元年度の建築学科卒業設計優秀作品が選定されました。

   刻一刻 ~時が止まった場所~      河島 怜

近代建築卒業制作2020掲載優秀作品 広島八大学卒業設計展上位10作品

 

記憶の伝承 過去から現在そして未来へ  太歳風丸

日本建築学会全国大会出展優秀作品  広島八大学卒業設計展上位10作品

 

建築学科は毎年、卒業設計について優秀作品を選定し、それぞれの内容に応じて外部の各賞対象作品を推薦してきました。これらの作品は、その他の作品とともにその後、建築学科が例年開催している卒業設計展に出展されます。また、これらの卒業設計作品は、中国地区の建築系の8つの大学が共同開催している広島八大学卒業設計展にも出展されています。例年は、設計展最終日(今年度は3月4日)に公開審査会が開催され、制作した学生を含め審査会に参加していましたが、今年度は昨今の事情により非公開審査となり審査会への参加も取り止めとなりました。審査結果は、1次審査として上位10作品に当学科の作品が2作品選定されました。例年、その後最優秀作品と優秀作品等が選定されるのですが、今年度は10作品選定まで行って審査が終了しました。                         

紡ぐ -知識と伝統の継承―       小田 嵩馬

日本建築学会中国支部優秀作品

 

“白”の空間がカタチをつくる ホワイトキューブから創造する新美術館    白神 昭憲

日本インテリア設計士協会優秀学生賞受賞作品

 

今回は、それらの作品を含めた以上の4つの優秀作品の紹介です(後日、学部・学科のHPにて教員の推薦文付きの詳しい紹介を行います)。卒業設計は、卒業研究同様に4年生での1年間をかけて製作する集大成として位置付けられ、テーマや敷地、プログラム等も学生自身が設定し、それらをもとに建築的空間的提案を行い最終的に図面や模型等でプレゼンテーションするものです。卒業設計を成功させるためには「如何にポテンシャルの高いテーマを設定するか」が重要と言われています。したがって、テーマ設定には学生自身の問題意識や社会に対する提言や世界観等が深く関わるため、最終的に提示された建築や空間の「かたち」の根拠とその妥当性が問われます。以上の4作品は、これらの点においても評価された作品です。

(大島秀明)

 

学長から一言:こんなところにも新型コロナウイルス感染症の拡大が影響しているとは。。。でも本学学生の素晴らしい作品がたくさん優秀作品に選ばれていますね!学生の皆さん、おめでとうございます!!!それぞれの作品がそれぞれ異なった独自の思想のもとに設計されていることが、この画面からも伝わってきます!