【機械システム工学科】全日本EV&ゼロハンカーレースへ出走間近!

【機械システム工学科】全日本EV&ゼロハンカーレースへ出走間近!

昨年、総合優勝した全日本EV&ゼロハンカーレースin府中の時期が、今年もやってきました!第11回となる今年の大会は、2月15日と16日に開催されます。
昨年の第10回大会では、機械システム工学科の演習授業である「EV創作」で製作し出場したチームが総合優勝を飾りました。今年は連続優勝というプレッシャーのなか、後輩たちが第11回大会に挑戦します。
今回は、「EV創作」での製作の様子から大会を目前に控えての様子までをご紹介します。機械システム工学科の小林です。

 
今年は、2チーム計8名の学生がレースに出場するEV(電気自動車)を製作しました。
最初に、昨年の優勝車両や福山大学で取り組んでいる学生フォーミュラの車両を参考に、今年の車両を設計していきます。
自動車関係の授業だけでなく、材料力学や機械力学などのいろいろな授業で学習したことを使いながら“勝てる”車を設計していきます。
 
 
 
設計が終わったら製作です。製作は機械システム工学科の生産実習工場で行います。
生産実習工場には様々な工作機械や溶接機などがありますが、これらの機械を使って車両各部の動作を細かく調整しながら製作していきます。
 
 
 
完成後の車両の総合的なチェックと各種データの測定は、自動車実習工場に移動して行います。
また、自動車実習工場前の駐車場での試験走行も行います。電気自動車なので、走行音はとても静かです。
 
 
 
EV創作の授業の最後は、発表会を実施しています。さらに、発表会では設計コンセプトや車両の特徴などをアピールします。レースへの緊張感が高まっていきます。
 
 
 
機械システム工学科からレースに参加する学生の中には、母校の高校も大会にする者がいます。彼にとっては、後輩に勝つことも目的の1つであるようです。

そして、機械システム工学科は、このレースの運営にも参加しています。

今年も、EV&ゼロハンカーレースには沖縄県や三重県など遠方から多数のチームが参加する予定です。昨年は悔しさや嬉しさ、感動の涙がたくさん見られた大会でした。今年はどんな感動があるか楽しみです。

 

学長から一言:自動車の好きな学生には、”待ってました!”のレース。。。授業の成果を問う晴れ舞台ですねッ!運営にも、おもてなしの心を忘れないで頑張って!!!