【国際交流】メキシコ留学から帰ってきました!

【国際交流】メキシコ留学から帰ってきました!

福山大学から初めてメキシコのモンテレイ大学に派遣された国際経済学科3年生の三谷龍哉君が帰国しました。三谷君は今年の8月から半年間、モンテレイ大学に交換留学生として派遣され、経済学を中心に学修するとともに、同大学で学んでいる様々な国の学生さんと交流しました。さっそく三谷君から留学レポートが届きましたので、学長室での帰国報告の様子と併せて、国際交流課長の坪根がお伝えいたします。なお、モンテレイの街には日本人はほぼおらず、福山大学第1号留学生として、たくましく道を切り開いてくれました。

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こんにちは。国際経済学科3年の三谷龍哉です。私は今年の 8 月から約半年間、メキシコのモンテレイ大学に交換留学生として在籍していました。私は入学時から交換留学に興味があり、アメリカ経済と深く関係があり、日本企業の進出も増えているメキシコに交換留学をすることを決めました。留学の目標は、グループワークやプレゼンテーション、スピーチなどの機会に自分の意見を積極的にアウトプットすることでした。

私は、financial analysis, international negotiation, international business の3つの授業を履修しました。本当は international marketing の授業も履修する予定でしたが、その授業が夜の10時まであるため、治安を考慮し断念しました。私が住んでいた地域は、メキシコの中ではとても治安の良い場所で滞在中に犯罪の被害にあうことはありませんでしたが、大学の外に住んでいたために少し不安でした。

モンテレイ大学の授業は、1セミスターに2回の中間テストと最終のテストがありました。さらに、それ以外にホームワーク、プレゼンテーション、グループワークなどがあり授業も週5 日あったため、毎日勉強に追われていました。私にとって一番大変だった授業は financial analysis でした。金融について本格的に勉強したことがなかったので、この授業で学ぶことすべてが初耳でした。初回の授業から挫折し、それからこの授業の前日の日曜日と水曜日は徹夜で予習、復習、小テストの勉強をするのが当たり前になっていました。最初の中間テストで100点を取ったときはとても達成感がありました。初回の授業で「これは単位落とすわ。。。」と思った授業で結果良い成績で単位が取れたのは、我ながらよく頑張ったと思います。

週末は、基本的には課題に追われているか、近くのショッピングモールかパーティーに行くかでした。また、ボーリング場に行ったりアナ雪2を見に行ったりもしました。日本人以外とボーリングをするのは初めての経験で、メキシコではボーリングは日本ほど人気のスポーツではないそうです。他の人のスコアを見ると「日本人ってボーリングのレベル高いんだなー」と思いました。さらに、2 週間に1回くらいの頻度でi-link(モンテレイ大学の学生団体)が主催するイベントがあったので、それに参加することもありました。その他、友達とニューヨークとメキシコシティーに旅行をして、行き帰りの乗り換えを利用してロサンゼルスとトロントにも旅行しました。メキシコシティーでは初めてのピラミッドを見ました。予想以上に大きくて登るのがとても大変でした。その次の日は筋肉痛になったので、もうピラミッドはこりごりです。

この留学の中で何よりも一番大変だったのは、自炊です。私は実家暮らしで一人暮らし経験もなかったので、全く料理ができませんでした。それは今もです。フルーツやポテトチップスだけで生活した週もありましたが、韓国人の家でよくご飯を食べさせてもらっていました。韓国に留学しているのかと思うくらいにキムチチゲを食べました。メキシコへの交換留学終えて、私はとても満足しています。勉強と遊びのバランスがとれていたと思うし、なにより達成感があります。留学をするというのはとても有意義な大学生活の使い方だと思うし、とてもお薦めです。メキシコへの留学は福山大学の交換留学先の中で大変な留学先の1つだと思いますが、それだけ得るものも多いのではないかと私は思います。

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三谷君はこの留学の成果を松田学長に報告するため、担任の萩野教授と早川国際センター長、そして留学中にサポートしてくれた先輩の操田君(ヴェリコ・タルノボ大学への派遣留学の経験学生)とともに、12月9日(月)に学長室を訪問しました。

 

(左から操田君、三谷君、松田学長)

松田学長からは、彼の努力を称えるとともに、後輩学生が続くようにこの経験を学科の内外で是非活かしてほしいとの期待の言葉もありました。そして、最後に学長と一緒に記念撮影です。

(左から萩野教授、三谷君、松田学長、操田君、早川国際センター長、坪根)

彼のレポートを読むと、授業も留学生活もかなりハードだったようですが、メキシコでの留学を経て三谷君はより一層精悍な顔つきになっていました。最後にモンテレイ市街地の写真をいくつか紹介して、この記事の締めくくりとします。

 

 

学長から一言:三谷君、本当に素晴らしい!!!凄い成長ぶりです!萩野教授開拓の新しい提携校に,最初に留学しての猛勉強ぶりと活躍がまぶしいほどです!!!操田君も、留学先輩としての支援ありがとう!国際経済学科が、本当に国際経済学科らしくなりました!!!