【建築学科】三蔵祭:「備後中継表の動力中継織機の展示・実演」などなど

【建築学科】三蔵祭:「備後中継表の動力中継織機の展示・実演」などなど

建築学科は、今週末の26日(土)から開催されます三蔵祭で多数の展示・ワークショップなどの企画を用意して皆様の来場をお待ちしています。

今年の展示・企画のなかで最大の目玉となるものとして、実践研究プロジェクトの成果の一つとなった再生・動態保存に成功した備後中継表の動力中継織機の展示・実演があります。

これら展示企画の内容について、学長室ブログメンバーの酒井が紹介します。


◆ 建築学科展 ~建築での学び~  会場:2号館2F ホール

建築学科で最も重要な科目「設計製図」は、多くの時間を費やして製図技術と設計力を身につけます。その集大成となる卒業研究や各学年で取り組む課題設計の優秀作品を中心に、図面と模型を展示します。また、学科で取り組んでいる活動の紹介展示も行います。

◆ 動態保存は世界に数台!「備後中継表の動力中継織機」の公開・実演

各方面にご協力をいただき、「備後藺草による備後表」の保全と継承のため(畳と日本建築文化のため)、「備後中継表の織機再生と製織技術継承」という実践研究プロジェクトに取り組んできました。

この度、保管農家から引き取った「動力中継織機」を再生(修理・復元・改良)して、動態保存に成功しました。商用レベルで稼働するものは、世界に数台しかないと思います。

三蔵祭にあわせて展示・実演したいと思いますので、お誘いあわせのうえ、ご覧いただければ幸いです。

○展示・実演会場:2号館(工学部棟)1階ホール

○展示・実演:10月26日(土)・27日(日)11:00~、13:00~、15:00~

○お披露目式・解説:10月26日(土)13:00~14:00

ご尽力いただきました関係者の方々をお招きして、再生経緯や仕様などを簡単にご説明いたします。

◆ 人と環境にやさしい建築  会場:2号館2F 製図室

建築で取り組む重要分野である自然環境から室内の温度・光・音といった、幅広い内容を扱っている環境分野から「人と環境にやさしい」をテーマにしたパネル展示を行います。

◆ ワークショップ 「手作り・和紙で作るランプシェード」 会場:2号館2Fホール

好評をいただいておりますランプシェード作りのワークショップを今年も開催いたします。ランプシードは、暮らしの中でも身近なインテリアで、柔らかな「明かり」は部屋の雰囲気を変えてくれます。世界に一つの手作りランプシェードを作ってみましょう。

◆ 備後地域遺産研究会の活動と共同研究・協働事業の紹介 会場:2号館2F製図室

福山大学ひと・まち・くらしプロジェクトの一環である「備後地域遺産研究会」は、建築学科の学生が主体で、備後い草と備後表、能舞台、ギャラリー蔵、イチジク!?などの「地域遺産」の保全と継承を目的とした活動内容をパネルや模型で紹介します。関連して、衣食住イノベーション協会や備後表継承会、広島県建築士会などとの協働事業や共同研究について紹介します。また、広島県建築士会と協働で「たてもの防災探検」(仮)を開催予定です。

 

当日は、このような企画を用意しております。是非、建築学科学生の力作や日頃の活動内容をご覧ください!

お待ちしております。

 

学長から一言:建築学科ご自慢の日頃の授業の成果、研究の成果、地域連携の成果などに触れることが出来ますよ!楽しみですねッ!ぜひ、来て、見て、体験してねッ!!!