インディアナ大学からの実習生が松田学長を表敬訪問!

インディアナ大学からの実習生が松田学長を表敬訪問!

「グローバル・ゲートウェイ」プログラム! 今年も大学教育センターとの交流協定に基づき、米国インディアナ大学から同大のこのプログラムにより、本学での教育実習を行うために二人の若者が来学しました。大塚副学長・大学教育センター長からのレポートを、学長室ブログメンバーのT-boneが紹介します。

キャンパス内の美しい満開の桜にはタッチの差で間に合いませんでしたが、新学期の授業開始に合わせての訪問となりました。来学初日の4月9日、松田学長にさっそく時間をとって頂き、学長室を表敬訪問することと相成りました。

 

今回の実習生の一人はタマラ・レーン(Tamara Lane)さん、もう一人はジョナサン・フー(Jonathan Hu)君です。タマラさんは日本語教育がもともとの専門、ジョナサン君は数学教育が専門です。すでにわが国より3倍以上も長い期間である10週間にわたり、インディアナ州の公立学校での教育実習を修了した上での来日実習です。本学では、インディアナ大学の上記プログラムのねらいである、異文化の中で教える経験を積むことにより、教員としての力量のいっそうの向上を図るため、主として全学共通教育の英語の授業で、8週間TAとして教育に携わることになります。

加えて、今回は英語教育の補助の他、二人の専門性や言語的バックグラウンドも活かして、他の科目の教育にも協力してもらうことになりました。つまり、タマラさんには国際センターの趙建紅先生の外国人留学生のための日本語教育の授業のお手伝いもお願いします。また、生まれも育ちもアメリカながら、もともとチャイニーズ・アメリカンであるジョナサン君には、その中国語力を活かして、大学教育センターの劉国彬先生の中級、上級中国語の授業の補助もお願いすることになっています。

二人は近隣の日本人のご家庭にホームステイさせて頂き、日本人の生活、日本の文化や慣習を体験します。実習が終わる頃には今以上に知日家、親日家になってくれるものと期待しています。

一方、本学の学生の皆さんには、授業中やスクールバスなどそれ以外の場での二人との交流を通じて、人と人をつなぐ言語の重要性、グローバル・コミュニケーションの手段として欠かせない外国語の面白さ、楽しさを感じ取ってもらいたいものと願っています。

キャンパスで二人を見かけたら、どうぞ気軽に「ハーイ、タマラ!」「ハーイ、ジョン!」と呼びかけて、日本のことをいろいろ教えてあげて下さい。二人は、あまり複雑なことでなければ、きっと日本語でも話が通じるはずです。

 

学長から一言:今回のお二人の教育実習生は、アメリカという国の多様性を身をもって示して、それだけでも日本人学生には勉強になります(トランプさんも勉強してねッ!)本学の学生がいろいろと学びの手助けをしてもらうだけでなく、お二人にもたくさん学んでたくさん楽しんでもらいましょう!!良い福山大学滞在になりますように!!!