【薬学部】DNAストラップつくれます！高校生大行列！
６月１９日（水）にマイナビ進学フェスタ（会場：広島グリーンアリーナ）があり、「研究室体験ブース」を出展してきた様子について、薬学部の道原明宏教授が記事を作成してくれましたので、薬学部の松岡が紹介します。（薬ＡＩ）
皆さんこんにちは！薬学部の道原です。
６月１９日（水）にマイナビ進学フェスタ広島会場において、「研究室体験ブース」を学生たちと共に出展してきましたので報告します。
昨年に引き続き、薬学部が体験ブースを出展することになりました。そこで、昨年大盛況だった「ＤＮＡストラップ作り」を今年も行うことにしました。
ＤＮＡストラップ作りの風景
教員１名（道原）、大学院生１名（髙原千穂さん）、５年生２名（杉野由佳さん、本田椋一くん）の計４名で、１３時から１８時の約５時間にわたり８０名の高校生に対して、「ゲノムの神秘」と「ＤＮＡストラップの作り方」について分かりやすく時間をかけて説明しました。
熱心に教える本田くん
優しく教える杉野さん
「ＤＮＡストラップ」を完成させるためには、最低でも２０分かかります。
そこで、そんな時間は無いという方のために遺伝子に関する１０問の問題を解いてもらい、全問正解だと即、「ＤＮＡストラップ」をプレゼントするというキャンペーンをうってみました！
全問正解で「ＤＮＡストラップ」をゲットだぜ！
ちなみに、この問題は、病態生理・ゲノム機能学研究室に所属する４年生６人、誰一人として全問正解がいませんでした（最高８点）。難し～。
しかしながら、なんと、なんと、９問正解が１人、８問正解が２人いました。恐るべし高校生！末は博士か大臣か？ということで、全員が「ＤＮＡストラップ作り」に入っていきました。グッドラック！コンセントレーション！高校生は、目を輝かせながら一心不乱にビーズと格闘していました。ファイト！
ピーク時の風景
ＤＮＡには、塩基が４種類（Ａ，Ｔ，Ｇ，Ｃ）あるため、細長い形で異なる色を用意しました。また、ＡとＴの色、ＣとＧの色がセットとなり、くっつくように配置します。ペントース糖とリン酸基の部分は、球体ビーズで、これらについても異なる色を用意しました。「はしご」のような形ができたら、最後にひねって「２重らせん」をつくることで「ＤＮＡストラップ」の完成です。素晴らしい、エクセレント！
「ＤＮＡストラップ」こうして飾ると宝石のようです！
老眼の私には、糖とリン酸基が同じ形・色に見えて大変でした。目が痛いよ～。
「ＡはＴとひっつくんだよ！ＣはＧとひっつくんだよ！大学受験に出るよ！」
と言いながら、指導学生３名が高校生に説明していました。優し～。
教え子たちが高校生に教える姿はピカピカに光っていました。まるで「ＤＮＡストラップ」のように！
「ＤＮＡストラップ」を作り上げた高校生は作っていない友達に見せて、誇らしげに体験ブースを去っていきました。
指導学生の一人である髙原さんは、「オープンキャンパスは、私がいろいろ説明するから来てね！」とオープンキャンパスの売り込みもさりげなく行っていました。グッジョブです！
高校生物の教科書を見ながら「ＤＮＡストラップ」の作り方を説明する髙原さん
そうそう、忘れてはならないことが１つありました。
今回、この企画が大盛況に終わったのも、薬学部大学祭アカデミックグループ「ゲノムアカデミア」２４名（３年生６名、２年生９名、１年生９名）の尽力があってのことでした。高校生が「ＤＮＡストラップ」を簡単に作れるように、ビーズ等を小袋に詰めしてくれると共に作り方を３名の学生（髙原さん、本田くん、杉野さん）に伝授してくれました。本当にありがとうございました。
「ゲノムアカデミア」手製の「ＤＮＡストラップ」キット！
何っ？宣伝しとけ！分かりました。
「ゲノムアカデミア」は、今年から薬学部の大学祭のアカデミックグループとして継続的に活動していくことになりました。病気と遺伝子の関わりや、薬の作用と遺伝子の関わり、遺伝子診断など、医療分野における遺伝子に興味のある方は、大学祭で待っています。もちろん「ＤＮＡストラップ」も作れますよ！模擬店も出すそうです！
さて、話を元に戻しましょう！
３名の学生のおかげで、無事に今回の企画を終えることができました。本当にありがとうございました。
高校生の皆さん、次は福山大学のオープンキャンパスでお会いしましょう！
https://www.fukuyama-u.ac.jp/entrance/open-campus/
また、入試情報の詳細は、以下ページをご覧ください！
https://www.fukuyama-u.ac.jp/entrance/
学長から一言：「ゲノムアカデミア」！！！かっこい～い！！！薬学部の学生の皆さん、“忙中閑あり”、ガリ勉ばかりじゃないんだよ！！！大学祭も楽しみにしていますよ！がんばってねッ！！！
