【国際センター】駐日ブルガリア共和国大使がご来学!  ―70名を超える往来が育んだ交流を、これからも―

【国際センター】駐日ブルガリア共和国大使がご来学! ―70名を超える往来が育んだ交流を、これからも―

2026年10月13日(火)、駐日ブルガリア共和国特命全権大使マリエタ・アラバジエヴァ閣下を福山大学にお迎えしました。午前11時から大学会館3階の貴賓室で開催した歓迎式には、NPO法人福山ブルガリア協会の門田雅彦会長、伊達道保事務局長など5名の皆様にもご出席いただきました。

本学とブルガリアのソフィア大学、ヴェリコ・タルノヴォ大学との交流は、これまで多くの教職員や学生によって育まれてきました。今回のご来学は、その歩みを大使とともに振り返り、今後の交流への思いを共有する機会となりました。以下、国際センターの伊丹センター長によるリポートを、FUKUDAI Mag.メンバーの趙建紅が投稿します。なお、歓迎式典の司会は坪根国際交流課長が行いました。

 


■ 大塚学長が語る、ソフィア大学での授業の思い出

はじめに、大塚学長が歓迎の挨拶を行いました。大塚学長自身も、2017年にソフィア大学を訪問し、教育学に関する12コマ分の集中講義を実施しています。挨拶では、その際に出会った学生の皆さんの熱心な学修の姿に深く感銘を受けたことを紹介しました。

大学間の交流というと、協定の締結や留学制度を思い浮かべるかもしれません。しかし、その中心にあるのは、共に学び、語り合う人と人との出会いです。学長の思い出からも、ソフィア大学との交流が具体的な学びの場となってきたことが伝わりました。

  【大塚学長による歓迎の辞】

■ 大使から、交流の実績への評価と励まし

続いて、アラバジエヴァ大使からご挨拶をいただきました。大使は、ブルガリアの2大学と福山大学との間で、実質的な学術交流・学生交流が行われていることについて、すでに聞き及んでいると述べられました。とりわけ、双方の教職員・学生による相互訪問が70名を超えていることに驚きを示され、今後も交流を継続してほしいとのお言葉をいただきました。また、このような国際交流の場面での教育の重要性についても強調されていました。母国での学びならびに日本留学など長年にわたる学習・研究のご研鑽の成果でしょう、実に流暢で見事な日本語でのご挨拶ならびに催しの全ての時間を通じてのお話に圧倒される思いでした。

これまで一つひとつ積み重ねてきた交流を大使にも評価していただけたことは、本学にとって大変うれしく、今後の取り組みへの励みとなります。

【マリエタ・アラバジエヴァ閣下によるご挨拶】

■ 大学紹介と、70名を超える交流の歩み

大塚学長による福山大学の概要紹介に続き、伊丹副学長がブルガリアの2大学との交流実績を紹介しました。

2010年以来、受入れ・派遣を合わせた教員・学生・職員の交流人数は70名を超えています。学生の留学に加え、教員や職員も互いの大学を訪問しており、実際の往来を伴う交流が続いてきたことをお伝えしました。

また、2025年の本学開学50周年に際して、ソフィア大学の学長から祝辞のビデオメッセージをいただいたことも紹介しました。本学の節目を遠くブルガリアから祝ってくださったことに、教職員一同が感動した思いを、大使にもお伝えすることができました。

【伊丹副学長によるブルガリアとの学術交流の状況】

■ 現在の留学生、そして元留学生がつなぐ両国の絆

式典では、現在ソフィア大学から福山大学に留学している学生との懇談も行われました。交流実績として紹介した数字の先には、こうして今まさに福山で学び、生活している学生の姿があります。

【現在、ソフィア大学から本学へ留学で来ているフリゾリナさんとの対談】

続いて、ソフィア大学の元学生で、本学にも交換留学生として在籍した方が、日本滞在の経験をもとに出版した著書を大使に贈呈しました。福山大学での留学経験が、帰国後に日本を紹介する一冊の本へとつながったことは、交流が留学期間だけで終わらないことを示しています。大使からは、帰りの新幹線でぜひ読みたいとのお言葉をいただきました。元留学生の思いが込められた本を、大使にお届けできたことをうれしく思います。

【元留学生Ivelina Vazharovaさんの著書の贈呈】

■ 福山らしさを込めた記念品を贈呈

記念品としてお贈りしたのは、松永名物の夫婦下駄と、本学の教員がバラから分離した酵母を用いて醸造した日本酒、そしてワイン「Rose Mind」です。松永の伝統産業を伝える下駄と、大学の研究から生まれたお酒。地域と大学、それぞれの特色を感じていただける品々となりました。バラにゆかりの深いブルガリアと、ばらのまち福山とのつながりも感じられる贈り物です。

【松永の名産工芸品の下駄を大使に贈呈】

■ 和やかな昼食会で、交流をさらに深めて

歓迎式の閉式後は、別会場で出席者全員による記念撮影を行い、正午から昼食会を開催しました。

【昼食会で今後のより一層の交流を誓いました】

昼食会では和やかな歓談が続き、午後1時にすべての日程を終了しました。これまでの交流を振り返るとともに、これからも互いの大学を訪れ、学び合うことの大切さを確かめるひとときとなりました。

大使からいただいた温かい励ましを力に、福山大学は、ソフィア大学、ヴェリコ・タルノヴォ大学との学術交流・学生交流をこれからも大切に育てていきます。今回のご来学が、日本とブルガリア、そして両国の大学をつなぐ新たな一歩となることを願っています。

【参加者全員での集合写真】

 

学長から一言:ブルガリア共和国のマリエタ・アラバジエヴァ駐日特命全権大使の本学ご訪問は、私たちにとって誇らしく、記念すべき機会となりました。「ばらの花」つながりで始まり、交流協定締結校である同国のソフィア大学、ヴェリコ・タルノヴォ大学との学生・教職員交流を長年にわたり積み重ねて来た実績を、大使閣下から高く評価していただきました。芳名録にもお書きいただいたように、これからも従来以上に着実で活発な学術交流を続けて行けることを、私共も心から願っています。

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