【海洋生物科学科】水上准教授がタイ王国プリンスオブソンクラ大学での国際学会で講演

【海洋生物科学科】水上准教授がタイ王国プリンスオブソンクラ大学での国際学会で講演

2026年8月13日から14日にかけて、福山大学の大学間学術交流協定締結校であるタイ王国のプリンスオブソンクラ大学(PSU)天然資源学部が主催する「第3回国際農業イノベーション・天然資源会議(The 3rd International Conference on Agricultural Innovation and Natural Resources)」が開催されました。同会議で研究発表を行った海洋生物科学科の水上准教授から報告が届きましたので、学科のFUKUDAI Mag.メンバーである阪本がお伝えします。

 


第4回水産科学会議(The 4th Aquatic Science Conference)

水上准教授は、上述の関連会議として開催された「第4回水産科学会議(The 4th Aquatic Science Conference)」に招待講演者として参加し、研究発表を行いました。

2024年・2025年に続き、3年連続で本会議に招待され、さくらサイエンスプログラム(SSP)で交流を深めるインドのベロール工科大学(Vellore Institute of Technology)やタイ王国のラジャモンコン工科大学スリビジャヤ校(RUTS)の大学関係者らとも、今後の活動について協議しました。

8月12日午後8時にタイ王国ハジャイ市へ到着し、大学関係者の出迎えを受けました。夕食後にホテルへチェックインし、翌13日は午前9時から「第3回国際農業イノベーション・天然資源会議」へ出席しました。タイの農業政策や研究戦略、水産養殖におけるゲノム編集に関する特別講演などを聴講しました。

オープニングセレモニー

 

8月14日の「第4回水産科学会議」では、PSUのDr. Chutima Tantikittiによる開会のあいさつに続いて、PSU名誉博士・名誉教授を授与された本学の伊丹利明教授からのビデオメッセージが放映され、会場は大いに盛り上がる中、研究発表が始まりました。

Chutima教授の開会あいさつ

 

伊丹教授からのビデオメッセージ

 

水上准教授は招待講演の4人目の演者として「養殖クロウミウマにおけるランスフィールドC群 Streptococcus dysgalactiae 感染症の発生と分離株の性状」について発表しました。タツノオトシゴ類の養殖はタイの研究者からも高い関心を集めており、発表後は個別に質問を受けながら研究内容について討議しました。

研究発表をする水上准教授

 

前列中央が水上准教授

 

招待講演の後は、タイ、インド、台湾、日本から参加した学生による9題の研究発表が続きました。

学生発表の表彰式

 

閉会後の記念撮影

 

副学長を表敬訪問

8月13日午後には、PSUの学術・国際交流担当副学長 Dr. Thakerng Wongsirichotを表敬訪問しました。Chutima教授から交流の経緯について説明があり、副学長からは今後のさらなる交流・発展への期待を込めた歓迎の言葉をいただきました。

表敬訪問の様子

 

PSU副学長との記念撮影

 

サトゥーン海洋水産研究開発センター訪問

8月15日は、ハジャイ市から車で約2時間の場所にあるサトゥーン海洋水産研究開発センターを訪問しました。同センターでは、地域の水産資源量を定期的に調査するとともに、資源増殖を目的とした種苗生産に取り組んでいます。現在は、食用となる巻貝類や二枚貝類、ナマコ類などの無脊椎動物のほか、観賞用として人気の高いクマノミ類数種の養殖が行われていました。

ナマコ

 

今回の本国際会議では、各国の大学の研究者や現地の学生たちとの新たな出会いも増えてきました。そうした中で改めて実感したのは、この国際学会の基礎を構築したのはPSUのChutima教授と本学の伊丹教授による長年の交流を礎として発展してきたということです。両教授のもとで学んだ学生たちが大学教員となり、その教え子たちが留学やインターンシップなどを通じて新たな国際交流を生み出しています。今後のさらなる発展に貢献したいと決意を新たにするとともに、本学の学生たちにも海を越えた広い世界に目を向けてもらえるよう努めていきたいと思います。

PSUのChutima教授は本学の開学50周年祝賀会にもご参加いただきました

 

最後に、今回の国際会議への出席は福山大学からの学内研究助成事業(教員海外旅費)の支援を受けました。ここに篤くお礼を申し上げます。

 

学長から一言:本学の学術交流協定校であるタイのプリンスオブソンクラ大学との各種の交流は、関係者の尽力により着実に進展しています。今回、同大学で開催された水産科学に関する国際会議で招待講演者として日頃の研究に関する発表を行った海洋生物科学科の水上雅晴准教授、晴れがましい雰囲気の中での発表、お疲れ様でした。会議の成功に花を添えるものであったでしょうし、参加者との質疑応答は研究のさらなる発展につながることでしょう。

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