【大学教育センター】“体験”を“経験”に変える – BINGO OPENインターンシップ事後研修会を開催しました!

【大学教育センター】“体験”を“経験”に変える – BINGO OPENインターンシップ事後研修会を開催しました!

後期の授業が始まる1週間前、この夏 BINGO OPEN インターンシップに参加した多くの学生たちがキャンパスに集まり、自身の「転機・ギャップ・成長」を振り返る事後研修会を開催しました。自分の経験を言葉にして仲間と共有する研修プログラムを通じて、これまで気づかなかった強みや新たな可能性を発見したという学生の声も数多く得られました。学生たちがインターンシップでの体験をどのように振り返り、次の一歩へとつなげていったのか、その時の様子を自分未来創造室の長尾コーディネーターよりご紹介頂きます。(投稿はブログメンバーの前田です。)

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9月17日(木)、未来創造館2階の大講義室で今年度のBINGO OPENインターンシップ事後研修会を開催しました。夏季休暇中に5日間以上のインターンシップへ参加した学生たちが集まり、それぞれの体験を振り返りながら、学びや成長を共有する時間となりました。

「参加して終わり」にしない!

インターンシップは、参加すること自体に大きな意義があります。しかし、本当に大切なのは「参加して終わり」にしないことです。今回の事後研修会では、自分がどのような体験をし、そこから何を学び、どのように成長したのかを振り返ることで、過ぎ去った体験をこれからの学びや成長につながる「経験」に変え、今後の大学生活や将来のキャリアに活かしていくことを目的に実施しました。

研修会は学会出張中のためオンラインで参加したキャリア形成支援委員長の香川直己教授からの激励のあいさつでスタートしました。香川教授からは、「良かった・悪かったという感想だけで終わらせず、その背景や理由を掘り下げることで、自分が今後どのような力を伸ばしていくべきかが見えてくる」と伝えられました。

キャリア形成支援委員長・香川教授からオンラインで激励のあいさつ

 

インターンシップでの「転機・ギャップ・成長」を振り返る

研修の前半では、これまでに作成した「モチベーショングラフ」「目標達成度チェックシート」「体験報告書」、そして企業から返却された「学生評価表」を用いて振り返りを行い、次の3つの視点から自身の経験を整理しました。

① 考え方や行動が変わった“転機”は何だったのか
② 自分が感じていたことと企業からの評価にどのような“ギャップ”があったのか
③ その結果としてどのような“成長”があったのか

特に印象的だったのは、企業からの学生評価表を見た学生たちの反応です。「自分では当たり前だと思っていた行動が高く評価されていた」「逆に自信があった部分とは別のところを評価してもらっていた」など、新たな発見が数多くあったようです。

受入企業の方々からの温かくも的確なフィードバックによって、学生たちが自分では気づいていなかった強みや、新たな可能性に気づく貴重な機会となりました。

さらに、自分のインターンシップ経験を一言で表現する「タイトル作り」にも挑戦しました。「挑戦は未来への投資」「できないからやってみる」「待つ自分から動く自分へ」など、学生一人ひとりが経験を凝縮した印象的なタイトルを考え、共有しました。

自己評価と他者評価(企業からの評価)から複眼的に振り返り

 

「何をしたか」から「どう変わったか」へ――自分の経験をマイストーリーに

後半は、振り返った内容をもとに「マイストーリー」を作成し、グループで発表を行いました。ここでは、単に「何を体験したか」を紹介するのではなく、「実習前の自分が、ある出来事をきっかけにどう考え、どう行動し、その結果どう変わったのか」という“変化のプロセス”を中心に語ります。

学生たちは「成長発見役」「深掘り役」「比較役」という役割を交代で担当しながら、お互いの発表を聞き、フィードバックを行いました。その際、うなずきながら相手の話を聞く姿や、メモを取りながら熱心に質問する姿が見られました。そうして自身の経験を言葉にして伝えるとともに、他者の体験や視点から新たな気づきを得る機会となりました。

グループ発表に取り組む学生たち

 

発表準備にも生成AIを活用!「編集者」として使う方法を学ぶ

発表準備では生成AI(Copilot)の活用方法も前田准教授から紹介されました。これからの社会やビジネスにおいては、AIをうまく活用するスキルが求められます。前田准教授からは機密情報や個人情報などは入力しないという注意点や、AIに経験そのものを創作させるのではなく、自分の経験をもとに考えたことを整理する『編集者』として活用することの重要性が説明されました。

それぞれのインターンシップから見つけた「学び」と「成長」
最後の全体発表では、グループ発表に立ち会ったキャリア形成支援委員の教員により各グループの代表として推薦された学生が発表を行いました。

・他大学の学生と協働した体験から主体性や傾聴力の向上を実感した学生
・販売実務の体験を通して自ら行動することへの自信を得た学生
・お客様とのコミュニケーションを通じて人との関わり方に対する考え方が変わった学生
・実際の職場を体験したことで、自分らしく働ける環境の大切さに気づいた学生

など、それぞれがインターンシップを通じて得た学びや成長を発表し、推薦したキャリア形成支援委員が感想と労いの言葉を贈りました。

キャリア形成支援委員の教員に推薦されて全体発表する学生

 

インターンシップでの経験を、これからの学びとキャリアへ

今回の事後研修会を通して、学生たちはインターンシップを単なる体験として終わらせるのではなく、自分自身の成長や将来への学びにつながる経験として整理することができました。また、他者と共有し、言葉にすることで、自分の強みや課題をより深く理解する機会にもなりました。

最後のアンケートでは、「他の学生の体験を聞いて新しい視点が得られた」「自分では気づいていなかった成長を発見できた」など、振り返りを通じた新たな気づきが共有されていました。

事後研修の講義を担当した前田准教授

 

BINGO OPEN インターンシップはこれで終わりではありません。これから学生たちは体験レポートの作成や学内発表会に取り組み、12月5日(土)には福山駅北口の社会連携推進センターで3大学合同成果報告会が開催されます。インターンシップで得た経験が、今後の学びやキャリア形成にどのようにつながっていくのか、ますます楽しみです。

今後も福山大学では、地域企業の皆様と共に、学生一人ひとりの成長を支える実践的な学びの機会を大切にしていきます。

 

学長から一言:本学が長年実施しているBINGO OPEN インターンシップは、単に各企業・事業体での実務体験に出かけて「それで終わり」ではありません。事前の研修、そして今回のような事後研修を通じて学生諸君はインターンとしての体験を本当にしっかりと身に付けて行きます。体験を共有しあうことで新たな学びもあったでしょう。こうした催しを組織し実施するのも大変ですが、大学教育センターとキャリア形成委員会関係者の尽力に感謝したいと思います。

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