【経済学科】サッカーを支える裏側「審判員」

【経済学科】サッカーを支える裏側「審判員」

11月25日から11月29日に開催された、「全日本大学サッカー新人戦」に審判員として経済学部経済学科スポーツマネジメントコース3年の近藤琢哉さんが参加しました。本大会は各大学1・2年生の出場機会確保の大会として行われており、全国各地の予選を勝ち抜いた、全12チームで競い合う大会です。今回、近藤さんは初日のグループステージから決勝戦まで審判員を担当しました。審判員を始めるきっかけやこれまでの経験について近藤さんからコメントを頂きました。(投稿、経済学科の FUKUDAI MagメンバーのCHOI)

 


 

Q: 大学サッカーの審判員を始めるきっかけは?

私が審判を目指すきっかけになったのは、高校時代のサッカー部で顧問を務めておられた先生の影響です。当時、顧問の先生が2級審判員として様々な試合で審判を担当されている姿を見て、私自身も大好きなサッカーに関わりたいと思い、審判員として活動することに決めました。高校3年生の時に3級審判員の資格を取りました。

Q: 審判員として取り組んでいることは?

大学3年生になり、今年の春、サッカー2級審判員への昇級が決まり、審判員としての活動の幅が広がりました。2級審判員として担当させていただく試合のレベルが高くなり、プリンスリーグ中国(高校生)や中国大学サッカー1部リーグ(大学生)など中国地域におけるトップリーグの一部も担当させていただきました。担当する試合のレベルが上がると審判員に求められるものも多くなります。そのため、福山大学で所属しているサッカー部の活動などを通して選手だけでなく審判員としても積極的に取り組んでいます。また、審判員は1試合で90分間〜120分間走り切ることを求められます。そのため、チームのトレーニングとは別に、走りのトレーニングも取り組んでいます。厳しいトレーニングの日々ですが、試合を支える側の人間として、徹底的に準備をして不測の事態にも対応できるようにしていきたいです。

Q: 全日本大学サッカー新人戦での経験は?

先日参加させていただいた全日本大学サッカー新人戦では、グループステージから決勝戦まで審判員を担当させていただきました。決勝戦では主審という大役を務めさせていただきました。決勝戦“だから”ではなく、決勝戦“でも”という思いで試合に臨みました。試合に入るまでは、すごく緊張していましたが、いざ試合が始まるホイッスルを吹くと、普段通りのパフォーマンスを発揮する事ができました。全国大会の決勝を無事に終える事ができ、本当に安心しました。

今回の経験が審判員として成長するだけでなく人としても成長する機会になりました。サッカー人である前に、1人の人として今回の経験を大切にし、今後成長していけるように努力していきたいと思います。最後になりましたが日頃私の審判活動を理解してくださっているチーム関係者の皆様、ご指導いただいている審判関係の皆様、本当にありがとうございました。今後も審判員としても成長していけるように努力します。

 

学長から一言:大学サッカー新人戦の全国大会で審判員、それも決勝戦で主審を務めた経済学科スポーツマネジメントコース3年の近藤琢哉さん、素晴らしい! 高校時代からサッカーの審判員になる夢を抱いて研鑽を積み、資格試験にも次々合格して掴んだ今の地位です。その努力は本当に見上げたものです。本学サッカー部の選手としても活動する傍ら、これからも審判員としてドンドン大きく成長して下さい。応援しています。

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