【図書館】図書館倶楽部の活動をご紹介!
図書館ボランティアグループの図書館倶楽部は、今年も様々な活動を行いました。その様子を附属図書館の山野がご紹介します(投稿はFUKUDAI Magメンバーの大谷)。
今年度も、松永図書館さんで開催された夏と冬の読み聞かせイベントにボランティアとして参加しました。
松永図書館「クリスマスのおはなし会」
12月13日(土)(11時から11時40分)に、「クリスマスのおはなし会」に図書館倶楽部(学生ボランティア)メンバーの藤田桜花さん(建築学科1年)が参加します。
藤田さんは、冬にピッタリな絵本『おもちのきもち』(作かがくい ひろし/講談社)の読み聞かせと、手遊び歌「はじまるよ」「いとまき」を行います。
事前打ち合わせでは、読み聞かせする絵本を選定しました。今回は「おもち」に関する絵本。「絵柄に惹かれた」という『おもちのきもち』を選びました。本番に向けて練習を重ねています。
お時間ありましたら、ぜひおはなし会に足を運んでみてください。
松永図書館「SDGsな工作教室」
8月9日に参加させていただいた「SDGsな工作教室」の様子をご紹介します。このイベントでは、絵本の読み聞かせと工作教室のサポートを行いました。絵本の読み聞かせのテーマは「SDGs」と「夏」です。学生はテーマに合わせた絵本を一人一冊ずつ読み聞かせをさせていただきました。
事前打ち合わせでは、松永図書館の職員の方が選定した絵本を読み込み、発表する絵本を決めました。昔読んだことのある絵本や印象的な絵本など、学生もワクワクしながら選んでいました。そんなたくさんの絵本の中から次の2冊の読み聞かせをすることになりました。
『あるひ くじらがやってきた』作/ニック・ブランド 訳/なかがわちひろ
『すいかのたね ばばばあちゃんのおはなし』さとう わきこ

絵本の持ち方を練習中
絵本の支え方や読むときの抑揚のつけ方など、職員の方から読み聞かせのコツを教えていただきながら実践していました。
工作教室では、牛乳パックで「とりの貯金箱」を作成します。お金を入れると鳥の羽がパタパタと動く仕掛け付きです。事前打ち合わせの際に、学生も実際の手順通りに作成させていただきました。子どもたちが作りやすいようにするための工夫を考え、「貯金箱の上の部分をホッチキス止めすると作りやすいかも」というアイデアを出し合う姿が印象的でした。この時に作成した貯金箱は、イベント当日に子どもたちへの見本として使用しました。

2名が作成した鳥の貯金箱
いよいよイベントがスタート!
はじめに、読み聞かせから行いました。二人とも自宅に絵本を持ち帰り練習した成果が良くわかる読み聞かせでした。事前打ち合わせの際に教えていただいたコツを活かし、参加している子どもたちも食い入るように聞いていました。
工作教室では、それぞれ1つの机につき、子どもたちの工作のサポートをしました。子どもたちは仕組みを予想し、ワクワクしながら作成をしていました。シールやペンで鳥の顔や模様などを描き、個性豊かな鳥たちが誕生していました。
イベント終了後には、早速お金を入れて鳥の羽をパタパタとさせて楽しんでいました。


展示活動「万博」
「万博開催記念」の展示を、大阪万博開催中に実施しました。2025年大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来のデザイン」を中心に、SDGsやSociety5.0に関する本を集めました。また、過去に開催された日本万国博覧会に関する本も展示し、万博について知ってもらう良い展示となりました。中でも、SDGsに関する資料の貸出が多く、関心が高まっていることを感じました。

展示活動「冬の本」
附属図書館本館にて、展示「冬の本」を開催。
冬の動物、食べ物、詩、物語など、様々なジャンルから”冬”を感じられる本を揃えました。旬の食材を使った料理を楽しんだり、温まりながら冬の詩を読んで情景を思い浮かべたり…。読書でも冬を感じてみませんか。
図書館倶楽部では、今後も地域と連携した活動を予定しています。
「本を通じて人とつながる」楽しさを、あなたも体験してみませんか?興味のある方は附属図書館までお問い合わせください。
学長から一言:本好きの皆さんが集う学生ボランティアグループの図書館倶楽部が今年も大いに頑張りましたね。地域の子ども達に向けた本の「読み聞かせ」や工作指導、その時々の関心の高い書籍を集めた展示会の開催など、盛り沢山の内容です。こうした活動を通じて、本に親しみ、本を楽しむ人を育て増やして行く努力はきっと実を結びことでしょう。




