【図書館】全国大学ビブリオバトルinながさきピース文化祭2025
「全国大学ビブリオバトル」本戦に人間文化学部メディア・映像学科1年の魚谷陽翔さんが出場しました。当日の様子を附属図書館の山野がお伝えします(投稿はFUKUDAI Magメンバーの大谷)。
2025年11月23日(日)に「全国大学ビブリオバトル」がながさきピース文化祭 (第40回国民文化祭、第25回全国障害者芸術・文化祭)のイベントとして、初めての九州で開催されました。会場はアルカスSASEBO、全国のブロック予選に延べ3,978名が参加し、その中から勝ち上がってきた30名のバトラーが集結しました。

開会式
開会式では、中国の伝統芸能である川劇(せんげき)の変面ショーがオープニングアクトとして披露され、古くから海外交流の要であった長崎ならではの異国文化あふれる幕開けとなりました。その後、壇上で30名のバトラーが紹介され、会場は熱気に包まれました。
セミファイナル
続いてセミファイナルが行われました。30名のバトラーは5名ずつ6グループに分かれ、各グループでチャンプに選ばれた1名がファイナルに進みます。
3つの会場で前半・後半に分かれて実施され、魚谷さんは後半グループで発表、発表順は5番目でした。
全国のブロックを勝ち抜いたバトラーの発表はどれも個性的で本の魅力にも発表者の魅力にも引き込まれる内容ばかりでした。魚谷さんのブロック予選や決戦を上回る迫力のある発表を披露し、観戦者を惹きつける素晴らしい発表でした。投票の結果、惜しくもファイナル進出は叶いませんでしたが、この経験を今後のビブリオバトルや様々な場面で活かしていただけることを期待しています。
そして、セミファイナルで魚谷さんと同じグループから勝ち抜き、ファイナルへ進んだ学生さんが、見事チャンプ本を獲得し大会を締めくくりました。

本戦では軍配を上げて投票します

記念に一枚
本戦の結果はこちらからご覧いただけます。
参加者からの声
魚谷さんから「全国大学ビブリオバトル」に参加した感想が届きました。
1.本戦の発表を終えての気持ちや当日の感想を教えてください。
本戦という大きな舞台で発表できたことは、とても貴重な経験になりました。緊張もありましたが、会場の方々の反応がとても温かく、最後まで楽しく話すことができました。
2.ビブリオバトルで一番印象に残ったことはありますか。
全国から集まった参加者の皆さんの熱意がとても印象的でした。本をただ紹介するのではなく、観ている人が自然と惹き込まれていくような発表が多かったです。
3.他の参加者から感じたことや学んだことはありましたか。
発表の構成や言葉の選び方など、自分にはない表現方法をたくさん学べました。説明するだけではなく、聴衆と「会話している」ような空気感で進めながら、物語の世界へ引き込む技術がとても印象的で、自分の発表にも取り入れたいと感じました。
4.大会を通じてご自身の変化を感じることはありますか。
人前で話すことへの抵抗が減り、自信がつきました。他の人の発表を聴く中で、読書への興味もさらに深まり、今後はいろいろな本を読んでみたいと思うようになりました。
5.長崎の感想を教えてください。
長崎の佐世保は街並みがきれいで、歩いているだけでも楽しかったです。特にハウステンボスはイルミネーションや花火がとても印象的でした。食べ物では、佐世保バーガーがとても美味しく、良い思い出になりました。
配信情報
大会当日の様子はニコニコ生放送配信アーカイブから見ることができます。(セミファイナルの配信はありません。)
読売新聞オンラインにて、白熱した全国大会当日の様子が公開されています。
過去のブロック予選・決戦のFUKUDAIMagはこちらから↓
○ブロック決戦の様子
○ブロック予選の様子
次回予告
最後に、2026年の「全国大学ビブリオバトル」は「よさこい高知文化祭2026」で開催されることが発表されました! 附属図書館でも、ブロック予選を開催予定です。発表も観戦も大歓迎ですので、ぜひ挑戦してみませんか?詳細は後日お知らせいたしますので、続報をお待ちください。
学長から一言:自分の大好きな1冊の書物の魅力をいかに上手く聴衆に伝え、読みたくさせるかを競う「ビブリオバトル」。その全国の延べ3,978名の各ブロック予選出場者から選ばれた30名の一人として、長崎で開催の全国大会に出場したメディア映像学科1年の魚谷陽翔さんの頑張りが伝わってきます。惜しくもファイナルに進むことはできなかったとはいえ、大会を通じて多くのことを学んだようです。これから在学中にさらに技量を磨いて、さらなる高みを目指してください。期待しています。




