【国際センター】「留学生OB ・OG就職体験会」を開催しました ー 実践的アドバイスと温かな励まし!
日本では、大学卒業者を対象にした「新卒一括採用」が一般的で、そのスケジュールも独特です。こうした事情を十分に理解できず、卒業年次になって慌ててしまう留学生も少なくありません。そこで国際センターでは今年も、留学生の皆さんが安心して就職活動に臨めるよう、「留学生OB・OG就職体験会」を開催しました。(11月20日(木)グローバルラウンジにて)その様子をFUKUDAI Magメンバーの趙がご報告します。

今回、留学生OGとして参加してくださったのは、2012年経済学部国際経済学科卒業生の 梅田麗華様(旧姓:趙) です。卒業後は常石造船での勤務を経て、現在はひまわり工業株式会社で特定技能外国人の受け入れや入管手続き業務に携わっておられます。
梅田様からは、
・就職活動は早めの行動を心がけること
・日本語を鍛えることに加え、ビジネスマナーも大切にすること
・職場では明るく積極的に交流すること
・与えられた仕事をしっかり学び、プロとして信頼される存在を目指すこと
など、心に響くアドバイスをいただきました。そして「焦らず、一歩ずつ進めば必ず道は開ける」と、温かいエールを送ってくださいました。
さらに当日は、東京で活躍するOB 2名もZoomでサプライズ参加!
薛邡瀚さん(Protiviti Japan)、管宇鵬さん(Yonex) のお二人です。
いずれも江西師範大学から本学経済学部に編入し、その後、同志社大学と一橋大学の大学院に進学。現在は専門性を生かして日本企業で活躍しています。
お二人は学生時代に「日本語で積極的に交流すること」の大切さを強調し、「下手でも一生懸命伝えようとする姿勢は必ず評価されます」と、実体験を踏まえた力強いメッセージを届けてくれました。薛さんからはプロティビティ社の新卒情報もいただき、会場は大いに盛り上がりました。
また、就職活動で特に戸惑いやすい「総務の仕事とは?」、「自分の専攻でビザは降りるの?」、「この企業は留学生を採用しているの?どう調べればいいの?」といった質問には、就職課の平課長が丁寧に説明してくださいました。いつも留学生の就職支援をしてくださり、心より感謝申し上げます。

さらに、今年内定を得たばかりの先輩たち、
経済研究科M2 王 宏宇さん
国際経済学科4年 Pratap Gurungさん
もフレッシュな体験談を披露。王さんは細かな対策方法を、Pratapさんは外国人向け就職サイトを紹介してくれました。貴重な情報をありがとうございました。


先輩たちのリアルな経験を通して、参加者は就職活動のポイントをしっかり理解し、励まされ、勇気をもらえる時間となりました。
当日は、1日の授業を終えた学生の皆さんに少しでもリラックスしてもらえるよう、ささやかな茶菓も用意しました。会場設営などお手伝いしてくれた学生の皆さん、本当にありがとう。


これから
-
12月「冬季SPI集中講座」
-
1月「第7回就職ガイダンス(求人票の見方・企業研究)
-
2月「第8回就職ガイダンス(就活直前対策・合説の参加方法)」
など、就職課主催の支援行事が続きます。
3年生の留学生は、ぜひ積極的に参加してくださいね!
今年も、温かい先輩方と意欲あふれる学生が集い、とても元気で前向きな会になりました。皆さんの未来が大きく広がっていくことを願っています。
学長から一言:国際センター主催の「留学生OB・OG就職体験会」は、卒業後に日本での就職を希望している留学生の皆さんとって、たいへん役立つ催しです。本学を卒業して日本の企業で頑張る先輩、4年生ですでに就職先が内定している在学生の体験談は、何よりも強力で効果的なアドバイス。福大で結ばれた絆が卒業後いつまでも続き、連絡を取り合えるような関係構築ができれば素晴らしい!




