【学友会】海洋生物研究会〜今年も松永湾の清掃活動を実施しました!〜

【学友会】海洋生物研究会〜今年も松永湾の清掃活動を実施しました!〜

海洋生物研究会広報担当の佐藤です! 6月8日(日)に松永浄化センター南側の干潟で行った、松永湾清掃活動についてお知らせします。(投稿は、海洋生物科学科FUKUDAI Mag.メンバーの阪本)

 


松永湾の清掃活動

この清掃活動は令和4年度から開始し、今回で4回目となります。代表の国竹卓美様を中心とする「環境市民ネットまつなが」の皆様とともに、新たな試みとなる「学友会YRCボランティア部」のメンバーと合同で清掃活動を行いました。海洋生物研究会としても令和7年度初の全体活動となり、当日は1年生新入部員を含む両サークル合わせて83人の学生が参加し、例年に比べて大規模な取り組みとなりました!

当日は曇り空で多少は活動し易かったのですが、気温は高く、熱中症にも十分注意しながら約2時間にわたっての清掃活動でした。活動中は海洋生物研究会の幹部をはじめとする10名の学生がリーダーとなり、8〜9名ずつのグループに分かれて作業しました。干潟に入りゴミを拾う清掃班と、拾ったゴミを洗浄・分別する処理班に分かれて、前半・後半で役割を交代しながら活動しました。 

清掃活動の開会式

班ごとに整列し、部長から当日の流れと注意事項について説明がありました。

胴長や長靴に履き替え、まずは前半の清掃班が干潟に出発!

ゴミ袋を手に、いよいよ清掃活動のスタートです。

処理班が、清掃班の集めたゴミの汚れを落とし、分別しました。

休憩を挟み、役割を交代して後半の清掃スタート!!  活動場所を前後半で分けて行い、どちらの班も多くのごみを集めることができました。

今回の清掃活動では、なんと90L容量のごみ袋17袋分ものゴミを拾うことができました! とくに、缶やロープ、木材などが多く見られました。また、通常のゴミに加えて、釣り竿やガラケー、さらにはバイクも見つかりました。

拾ったゴミの中を見てみると・・・カニ🦀を発見!

干潟の生き物たち

ゴミだけでなく、いろいろな生き物を発見することができました。発見した生物を一部紹介します🐟

ハクセンシオマネキ🦀

チゴガニ🦀

アナジャコ🦐

清掃活動を終えた学生の声

活動に参加した学生たちからは、つぎの感想が寄せられました。

・清掃を行い達成感を感じるとともに、いろいろな生き物を発見することができた。

・他の学科の人とも良いコミュニケーションをとることができた。

・初めてのことで要領を得ず、思うようにに活動できないところもあった。

今年で4回目となる松永湾の清掃活動ですが、今回は初めてYRCボランティア部のメンバーとの合同活動でした。昨年までは集めたゴミをそのまま福山市に回収いただいていましたが、今年は洗浄してから袋にまとめることで、単に埋め立てゴミとして処理されるのではなく、分別ごみとして回収されるよう努めました。初の取り組みということもあり、不慣れな点もありましたが、無事活動を終えることができで本当によかったです。今回の反省を活かし、次はよりスムーズで充実した活動になるよう取り組んでいきます。

私達が松永湾で回収するゴミは年々少しずつ減りつつありますが、まだ完全に無くなってはいません。今後も継続して清掃活動を行いながら、ひとり一人が環境保全への意識を高め、大切なみんなの海を守っていきたいです!

 

 

学長から一言:海洋生物の観察でお世話になっている松永湾への感謝と環境保全の願いを込めて、海洋生物研究会が毎年実施している清掃活動に、今年はYRCボランティア部のメンバーも加わって大いに頑張りました。干潟に残された多くのゴミを片付けることができたとともに、海辺の生き物にも出くわす良い機会になったようです。皆様、本当にお疲れ様でした。

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