【大学教育センター】令和7年度 BINGO OPEN インターンシップ合同企業説明会を開催しました
いよいよ今年の夏の研修に向けたスタートとして、地域の企業と学生をつなぐ「BINGO OPEN インターンシップ 合同企業説明会」が、5月23日に開催されました。当日は多くの学生が参加し、企業の担当者から直接話を聞いたり、質問をしたりすることで、募集資料だけでは伝わらない、企業の想いやインターンシッププログラムの魅力をリアルに感じていました。今回は、キャリア形成支援委員長である工学部の香川直己教授から、当日の様子についてのレポートが届いています。ぜひご覧ください(投稿はブログメンバーの前田)。
【過去の記事】2025.04.18 【大学教育センター】BINGO OPEN インターンシップ2025オリエンテーションを開催!
2025年5月23日(金)福山大学大学会館にて、令和7年度「BINGO OPENインターンシップ合同企業説明会」を開催しました。本説明会は、学生と受け入れ協力企業とのマッチングを目的としたもので、今年度は過去最多となる128社の企業にご参加いただき、延べ579名の学生が参加しました。これは昨年度の106社・382名を大きく上回る成果となりました。

今年度の案内チラシ

開始前、会場の大学会館の前にぞくぞくと集まる学生たち
説明会は3時限目から5時限目にかけて、第1~第3セッションに分けて実施。各セッションは4つのターン(各15分)で構成され、学生は企業ブースを移動しながら説明を受けました。第1・第2ターンでは運営が学生の聴講先をランダムに指定し、新たな業界や企業との出会いを促進。第3・第4ターンでは、学生自身の希望に基づいて自由にブースを訪問する形式としました。

3階テラスからの第1セッションの会場の様子
特に今年度は、説明会の開始時にキャリア形成支援委員長である私(香川教授)が、主催代表として本説明会およびインターンシップの教育的意義について大学会館3階から会場に向かい説明を行い、参加者の理解を深める工夫を施しました。この「演出」に対しては、「趣旨が明確に伝わった」との好意的な声が企業側から多数寄せられました。

会場前では、広島県、岡山県、島根県のブースも開設
各セッション前半の指定ターンを通じた思わぬ出会いや新たな発見も多かったようで、参加学生のアンケートには「業種への理解が深まった」「思っていた仕事内容と異なり、興味がわいた」などの前向きな声が多数見られました。初めて参加した学生からも、「さまざまな業界を知る貴重な機会となった」といったコメントが寄せられ、教育的な狙いが確実に伝わったことを確認しています。
セッション後半の自由聴講のターンでは、学生たちは事前に公開された企業情報をもとに、自身の興味・関心をもって説明を聴講し、各セッションとも非常に充実した時間となりました。
また、本説明会での出会いをきっかけに、それまで全く知らなかった企業に興味を持ち、インターンシップに参加し、その結果、採用へと繋がった例もあり、参加企業にとっても貴重な広報・交流の場となっています。今年度も、すでに学生からの応募票が集まりつつあり、今後のインターンシップ・就業体験の充実が期待されます。
本学では今後も、学生と地域企業との実りある接点を創出し、キャリア意識の醸成を支援してまいります。
学長から一言:今年度のインターンシップに向けた合同企業説明会には、昨年度の参加のべ人数を200名も上回る多くの学生諸君が関心をもって集まりました。キャリア形成委員会の委員の皆様の尽力のお蔭です。さらに、ご協力いただいた、これまた過去最多の128社もの参加企業の関係者の皆様には、篤く御礼を申し上げます。この説明会で自らのニーズや好みにぴったりの企業が見つかり、充実したインターンシップの研修につながることを願っています。




