【国際交流】トビタテ!留学JAPAN インドネシア研修報告

【国際交流】トビタテ!留学JAPAN インドネシア研修報告

福山と海外をつなぐ様々な経験を通じ、グローバルな視野で地域の活性化に貢献したい・・・。そんな意欲ある学生を対象に、独立行政法人日本学生支援機構の官民協働海外留学支援制度を活用し、福山市が今年度から開始した「ふくやまグローカル人材育成事業」に「世界有数の観光地バリ島から学んだツーリズムで鞆の浦の観光客の増加を目指す」で応募して採用された経済学部国際経済学科3年生の宇都宮大樹さんよりインドネシア研修報告が届きました。(総務部企画・文書課投稿)

 

経済学部国際経済学科3年生の宇都宮大樹です。

私はトビタテ!留学JAPANの9期生で、福山市の地域人材コースの1期生です。現在、トビタテ!留学でインドネシアのバリ島に留学しています。ここには8月末から約半年間滞在予定です。もうすでに4ヶ月が経過しようとしていますので、こちらでの生活を報告させていただきます。

まず、私は8月27日(月)から12月12日(水)までのおよそ4ヶ月間、福山大学の協定校であるウダヤナ大学のGobaliプログラムに参加し、Tourism やインドネシア語などを勉強し、同時に9月17日(月)からサラスワティ外国語大学(STIBA SARASWATI)に行き、英語を勉強しています。その後、2月の初旬からWatermark hotelでのインターンシップという計画です。

バリのビーチに沈む夕日

8月21日(火)午前10時半頃に日本を出発して、バリ島には現地時間の17時30分頃に着きました。およそ7時間のフライトでしたが、バリ島デンパサールのングラ・ライ国際空港に着くと、現地の友達が空港まで迎えに来てくれていてアパートまで移動しました。日本と違って車よりバイクの数が圧倒的に多く、信号無視、追い越し、スピード違反も大変多いので注意が必要でした。

その日からバリでの生活に慣れるのがとても大変でした。しかも、今まで経験したことがない一人暮らしなので本当に大変でした。さらに、最初に住んでいたアパートではいろいろあって5日間程で引っ越しとなり、今は日本人がオーナーのアパートに住んでいます。

8月27日(月)、ついにGobaliプログラムが始まりました。日本人は私を含めて2人しかいなくて、私たち以外は主にドイツ、ポーランド、ハンガリーといった感じでヨーロッパ人ばかりでした。

いざ授業が始まると当たり前ですが、All English で内容が全く理解できませんでした。授業中に先生に質問されたら大変です。毎日授業が終わると家に帰って、今日の授業で使われた資料やパワーポイントを全て翻訳して何とか食らいついて頑張りました。

一緒に勉強しているドイツ人学生は、休憩中にはドイツ人だけでグループを作り、ドイツ語で話しているためグループに入り辛く授業面以外でも苦労しました。

おまけにassignment もとても多く、毎日しんどくて「これが留学かぁ〜」としみじみ実感しました。

しかし、無事に中間試験や期末試験を乗り越え、先週卒業式を迎えることができました。
間違いなく、Gobaliプログラムは今までの人生の中で1番しんどかったです。

卒業できてよかったです。本当に。 

また、それとは別に、英語の勉強に行っているサラスワティ外国語大学はインドネシア人の学生ばかりでとても優しく、自分が困っていたらいろいろと助けてくれて、休みの日などはビーチやショッピングに一緒に行ってくれて、友達作りも上手くいっていて楽しいです。

サラスワティ外国語大学は1月末で終わりなので、残りの約1ヶ月を頑張りたいと思います。 

さらに、休みの日はサラスワティの友達と遊びに行ったり、1人でいろいろなところに行ったりしています。同じアパートに住む日本人と一緒に、シュノーケリングやサーフィンなどもしてバリ島を満喫しています。 

冒頭にも書いたように、もうバリに来ておよそ4ヶ月が経過しようとしています。

安定的にホームシックで最近は日本に帰った夢ばかり見ていますが、まだサラスワティ外国語大学も残り1ヶ月あります。2月の初旬からはウォーターマークホテルと政府観光局でのインターンシップもあるので、もう一踏ん張りします。せっかくの留学なので、悔いの残らないようにしっかり吸収できるものは吸収して、残り2ヶ月を頑張っていきたいと思っています。

 

学長から一言:宇都宮大樹くん、がんばって飛び立っているねッ!時には墜落するかもしれないけれど、滅多に得られないチャンス!!!何度でも飛び立って、がんばろう!応援していますよ!