【グリーンサイエンス研究センター】2月26日開催 令和7年度成果報告会のお知らせ

【グリーンサイエンス研究センター】2月26日開催 令和7年度成果報告会のお知らせ

福山大学独自の研究支援を受けて進めてきたグリーンサイエンス研究センターの研究プロジェクト3件について、その研究成果を学内外の皆様と共有するために成果報告会を開催します。薬学部 前原准教授が紹介します(グリーンサイエンス研究センター佐藤)。

 

 


グリーンサイエンス研究センター令和7年度研究成果報告会

日時:2026年2月26日(木)14時30分~17時00分

場所:福山大学11号館3階11302教室

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本報告会の内容は、本学のブランド研究「瀬戸内の里山・里海学」の理念に基づく、天然資源・微生物・植物・動物といった自然の恵みを医薬品開発へとつなげる挑戦が結実したものです。教職員・学生はもちろん、医療・創薬・生命科学に関心のある地域の皆様にもぜひご参加いただければ幸いです。

第一部 天然植物を利用した “One Health”確立への挑戦

第一部では地球規模での健康概念“One Health”を基盤に、天然植物・腸内細菌・植物共生微生物を活用した医薬品シーズの創出を目指す優先課題プロジェクトです(14:35~15:35)。

第二部 医薬品開発を目指した研究報告

第二部では、医薬開発を目指した2件の研究報告を行います(15:45~16:45)。

『含窒素複素環化合物に着目した薬剤耐性菌感染症治療薬の開発』

世界的な課題である薬剤耐性感染症に対し、新規含窒素複素環化合物の創製と、感染症モデル動物を用いた評価を行ったプロジェクトです。

『脳出血治療を指向した難水溶性抗酸化剤搭載水溶性ナノ製剤の開発』

福山大学の特産品であるワインにも含まれる抗酸化成分レスベラトロール。その難水溶性という課題を克服し、静脈投与可能なナノ製剤化を目指した研究です。

 

開催趣旨(要旨)

本報告会では、福山大学独自の研究助成を受けて進めてきた研究が、どのような成果を生み、どのように社会へ発信されてきたのかを共有します。

研究プロジェクト「天然植物を利用した “One Health”確立への挑戦」では、植物成分・腸内細菌・植物共生微生物を活用し、健康寿命延伸や医薬品シーズ創出に向けた研究法を開発しました。

研究プロジェクト「薬剤耐性菌感染症治療薬の開発」では、MRSA、多剤耐性緑膿菌、多剤耐性ブラストボトリス菌などに有効な新規化合物を探索し、動物モデルでの毒性・抗菌性評価を実施しました。

研究プロジェクト「脳出血治療を指向したナノ製剤開発」では、難水溶性抗酸化剤レスベラトロールを水溶性ナノ製剤化し、脳出血モデルでの効果検証を行いました。

これらの研究は、本学のブランド研究「瀬戸内の里山・里海学」に通じ、瀬戸内の自然の恵み(植物・動物・微生物)を医療・創薬へとつなぐ挑戦として位置づけられます。

本報告会が、新たな研究プロジェクト創出のきっかけとなり、将来的に「瀬戸内の里山・里海学」をどのように発展させるべきかを考える契機となることを期待しています。

 

学長から一言:精力的に研究活動を展開するグリーンサイエンス研究センターが、本学独自の研究助成を受けて実施した今年度の活動の成果をすべて集めて一挙に公開しようという催し。健康や栄養にとって重要な意味を持つ研究成果が学内外に向けて発信されることでしょう。大いに楽しみです。

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