【情報工学科】じばさんフェア2025に出展!コミュニケーションデザイン研究室
一般財団法人備後地域地場産業振興センター、福山市ほか4団体の主催による「じばさんフェア2025」が11月15日(土)・16日(土)に開催されました。工学部からも情報工学科コミュニケーションデザイン研究室が出展しました。情報工学科の中道が紹介します。
じばさんフェアは、福山・府中地域の優れた地場産業を紹介し、新たなビジネスチャンスの創出や新製品開発、新事業展開などを支援することを目的として、備後地域製造業者の製品やサービスの展示即売、大学等教育機関の研究成果等の展示、ものづくり実演体験などが実施されました。福山大学工学部からは、電気電子工学科、情報工学科コミュニケーションデザイン研究室が出展しました。
情報工学科コミュニケーションデザイン研究室では、「『からだの動きでコミュニケーション』をデザイン」として、大画面モニターを用いて体を動かしての実演を行いました。研究室に配属された3年生が中心となって、展示の企画から運営までおこないました。
指差し操作で星空の勉強ができるインタラクティブプラネタリウム「星空Touch」
指差し操作で画面端にカーソルが移動すると星空内を移動できます。星座の位置にカーソルを置くと星座の絵とともに説明が表示されます。

インタラクティブプラネタリウム「星空Touch」
また学園祭でも実施した「NEXT>>ARめいろ」とWebゲームを展示しました。
本来は、床にフロアサインのようにARマーカーを配置して体験する「NEXT>>ARめいろ」ですが、試行錯誤のうえ壁に展示して体験する形を実現してくれました。壁のARマーカーを読み込むと進行可能な方向に矢印>>が表示される新たな迷路の形が体験できます。
この新しい迷路の体験できるWebゲームも展示しました。初めての迷路の形、毎回違う迷路のルートが表示されるということで子供たちが秒数を競い合ってくれました。

「NEXT>>ARめいろ」

「NEXT>>ARめいろ」のWebゲーム
企画・運営してくれた3年生のコメント
「準備は大変でしたが、大学院や4年の先輩のおかげで当日は大きな問題もなく運営することができました。また研究の内容を伝えることは難しく、応用例などを具体的にあげて紹介できるように研究をがんばっていきたいです。」
多くの方にご来場いただき、本当にありがとうございました。
また研究に触れて、いただいた驚きや喜びのコメントは研究を進める一層の励みとなりました。
学長から一言:地場産業総合展「じばさんフェア2025」では、工学部情報工学科も日頃の研究成果の一端を披露して存在感を示しました。専門的な知見を活かして完成させた「からだの動きでコミュニケーション」「指差し操作で星座が学べるインタラクティブプラネタリウム」「AR(拡張現実)技術を駆使した迷路やWebゲーム」と、盛り沢山。来場者の興味・関心が大いに高まったことでしょう。




