【税務会計学科】日商簿記検定3級対策講座を開催しました!
経済学部では、毎年、日商簿記検定3級対策講座を開講しています。
今回は、その講座の様子をご報告します。
日商簿記検定3級対策講座は、2025年9月9日(火)、9月10日(水)、9月16日(火)、9月17日(水)の4日間に渡り開催されました。
今回は現役の税理士である三谷一弘先生を外部講師としてお招きし、熱いご指導を頂きました。
現役の税理士の先生から、直接簿記のご指導を頂く機会は大変貴重であり、参加した学生からは、
「簿記は難しいけれど、将来のために必要であると考えました」
などの前向きな意見が聞かれました。
夏休み期間中にも関わらず積極的に参加された学生の皆様には敬意を表します。

分かりやすいパワーポイントの資料で熱心にご説明される三谷先生
日商簿記検定は初級、3級、2級、1級と4段階あり、福山大学では、3級と2級の取得を推奨しています。
以下、3級、2級、1級の特徴を紹介します。
3級はある程度簿記の基礎知識が身についていることを証明できる資格であり、近年の合格率はおよそ30%~40%程度で推移しています。
頑張れば合格できる資格であり、税理士や会計士など、様々な資格への登竜門としても知られています。
(もちろん頑張ることが前提で、しっかり勉強しなければ合格できません!)
2級は一般企業の経理であれば十分に通用する資格であると言われています。
金融機関や会計事務所、企業の経理部門などを就職のターゲットとしている方々にとって有利になる資格です。
ただし合格率は10%~20%程度となり3級に比べると範囲も難易度も上がりますが、就職活動の際に大きな武器となることは間違いありません。
1級は税理士や公認会計士を目指す方々が腕試しとして受験されるレベルで、かなりの難易度となります。
合格率も10%を下回ることが珍しくなく、難関資格となっています。
在学中に1級を取得できれば、向かうところ敵なしとなると思います。
以上、それぞれの級の説明でした。
まだ何も資格がない・・・という方は、まずは資格の入り口として、是非本講座を受講頂き、日商簿記検定3級からさらにその先へステップアップ頂きたいと思います。
そして、現在、次年度以降は、3級の講座に加えて、2級の講座も開催する計画を立てています。
学生の皆さんの積極的なご参加をお待ちしております!




