福山大学開学50周年

　福山大学はこのたび、開学50周年という大きな節目を迎え、記念式典を滞りなく挙行することができました。ご多用の中ご臨席賜りましたご来賓の皆様をはじめ、卒業生、地域の皆様、在学生を含め約1,250名の皆様のご出席を賜り、無事式典を執り行いました。つきましては日頃より本学の教育・研究活動を支えてくださっているすべての方々に、心より感謝申し上げます。

　本学は1975年の開学以来、「地域とともに歩む大学」として、教育・研究・社会貢献の三位一体の在り方を基軸に、時代との要請に応えながら着実に歩みを進めてまいりました。今回の式典は、これまでの歩みを振り返るとともに、次の半世紀を見据えた新たな展望を共有する貴重な機会となりました。

　今後も本学は、「地域社会に広く開かれた大学として、学問にのみ偏重するのではなく、真理を愛し、道理を実践する知行合一の教育によって、人間性を尊重し、調和的な人格陶冶を目指す全人教育を行う」という建学の精神のもと、地域社会との連携を一層深化させ、変化の激しい社会においても確かな知と実践力を備えた人材の育成に努め、地域と世界に貢献し得る高等教育機関としての責任を果たしてまいります。

　今後とも、福山大学への温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。