薬学部

Faculty of Pharmacy and Pharmaceutical Sciences

【薬学部】山根さん、フリースケート世界大会で5連覇達成!

【薬学部】山根さん、フリースケート世界大会で5連覇達成!

薬学部の道原教授より、うれしい報告が届きました(投稿は五郎丸です)。

 


フリースケート世界大会にて、世界チャンピオン・山根さん(薬学部4年生)が、またしても偉業を成し遂げてくれました!

2025年5月3日から5月5日にかけて、茨城県土浦市で開催された「2025フリースケート世界大会」。その中でも最も注目される「スケートゲーム部門(プロクラス)」において、山根さんが見事、優勝を果たしました。なんと、これで同部門5連覇という圧巻の記録達成です!

さらに今回はこれだけでは終わりません。前大会を超えるパフォーマンスで、ロングジャンプ部門でも優勝、そしてストリート部門では準優勝を獲得しました。

今回の大会では全5種目中、
・2種目で優勝
・1種目で準優勝
という素晴らしい結果を収め、山根さんがフリースケート界の真のオールラウンダーであることを改めて証明してくれました。

優勝メダル、輝いてますね(中央、山根さん)

 

ロングジャンプ部門でのスカイジャンプ!

 

スプリント部門でのフィニッシュ!

 

今大会の正式名称:2025フリースケート世界大会

期間:2025/5/3~2025/5/5

山根さんは全5種目に出場しました。

スケートゲーム部門(優勝):1対1の試合形式の種目。各自のターンで2回ずつトリックを出しあい、出された側は全く同じトリックを成功させなくてはならず、失敗すると相手に得点が入る。獲得した得点を競い勝敗を決める。

ロングジャンプ部門(優勝):ジャンプ台を用いて飛距離を競う種目。

ストリート部門(準優勝):スケートパークと呼ばれる街中を模した坂、ジャンプ台、手すりなどを用いてトリックを行い、45秒間の滑走を評価するコンテスト形式の種目。

ランプ部門:ミニランプと呼ばれる大きなU字のセクション上でトリックを行い、45秒間の滑走を評価するコンテスト形式の種目。

スプリント部門:止まった状態からスタートし、20メートルを滑り切るタイムを競う種目。

 

これまでの山根さんの輝かしい実績です。
2016 全国ライダーズセッション熊本
    スケートゲーム部門 準優勝(ビギナーズクラス)
2018 全国ライダーズセッション埼玉
    スケートゲーム部門 優勝(エキスパートクラス)
2019 フリースケート世界大会 武漢(中国)
    スケートゲーム部門 優勝(プロクラス)◯
2023 フリースケート世界大会 土浦(日本)
    スケートゲーム部門 優勝(プロクラス)◯
2024 フリースケート世界大会 土浦(日本)
    スケートゲーム部門 優勝(プロクラス)◯
    ロングジャンプ部門 準優勝
      ストリート部門 準優勝
      スプリント部門 準優勝
2024 中国フリースケート交流祭 北京(中国)
    スケートゲーム部門 優勝 ◯
      スプリント部門 準優勝
   パークスプリント部門 3位
2025 フリースケート世界大会 土浦(日本)
    スケートゲーム部門 優勝(プロクラス)◯ 5連覇!
    ロングジャンプ部門 優勝
      ストリート部門 準優勝

山根さん五連覇達成! 本当におめでとうございます。

今回の大会結果を報告に、佐藤英治薬学部長、山根さん、道原で学長室を訪れました。

大塚学長から、お褒めの言葉をいただきました(左から大塚学長、山根さん)

 

大塚学長からの質問に落ち着いて答える山根さん(左から大塚学長、佐藤薬学部長、山根さん、道原)

 

今回の優勝メダルと、これまでに獲得した優勝メダルや盾(左から道原、山根さん)

 

大塚学長から5連覇を達成した種目、スケートゲームの戦い方について質問を受けました。わかりやすく大塚学長に説明していました。
「スケートゲームについて簡単に説明しますと、スケートゲームは、一対一の試合形式で交互に技を出しあいます。野球で例えると、5回まで表裏で戦う感じです。」
なるほどね! あとでまた、しっかり教えてね!

記念撮影(左から佐藤薬学部長、大塚学長、山根さん、道原)

 

山根さんの今後のさらなる活躍に、私たち教職員一同、心から期待しています!

 

山根さんから一言:
今回の大会では目標としていた世界大会でのフラット部門の連覇を達成することができました。本番では、焦ることなく、今自分がするべきことのみを考えて演技を行えたため、順調に試合を進めることができました。今回で自分の気持ちをコントロールする方法を身につけました。僕は緊張しすぎて失敗することが多い性格だと自分でわかっていたのでメンタル面でも準備をして大会に臨みました。普段と違う環境に置かれた時にできるだけ普段通りの環境に近づけるために、同じ飲み物を飲んだり、同じ服装で大会に出たりします。
これはフリースケートなどのスポーツ以外の場面でも活かすことができる能力だと思います。これからも成果を残せるように頑張っていこうと思います。
次の大会は、今年2025年の11月8日に開催される台湾大会になります。スケートゲーム部門とスプリント部門の2種目に出場することになります。海外の大会ということもあり、レベルが高くなると予想されるため計画を立てて、今以上に集中して練習に励む必要があります。世界大会ではありませんが、日本を背負って出場するという自覚をもって挑みたいと思います。
フリースケートは、楽しさと挑戦が詰まった魅力的なスポーツです。興味を持った方は、ぜひ一緒にフリースケートの楽しさを体験し、世界を目指しましょう!

 

道原から一言:
山根さんは12歳の頃から、この競技を続けているそうです。11年間、世界の第一線で戦い続けるプレッシャー、半端ないと思います。これからも、かなりキツイことがたくさんあると思いますが、自分の限界を超えていく楽しさを味わいながら、頑張っていってください。
研究室の片隅で、応援しております。ガンバレ! 負けるな! 力の限り!
山根君の熱いパッション、君に、届け!

 

 

学長から一言:フリースケートの世界的名手、薬学部4年生の山根優希さんがまたしても大快挙、世界大会五連覇の偉業達成です。まさに世界に敵無し。「おめでとう」などでは、今の気持ちは表せません。こんな大選手が身近に、福大で一緒に過ごしていることの幸せを感じます。これまで獲得した数々のメダルや楯を一度に見せてもらいました。次の台湾で開催の世界大会でも大活躍を期待します!

 

 

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