【海洋生物科学科】今年も「海と日本PROJECT + C to Sea in 向島ドック2025」に出展しました!!

海洋生物科学科で取り組むアウトリーチプログラムの中でも、アクアリウム科学コース系の学生指導の一環で実施しているタッチングプールの出展は、さまざまな会場で毎回好評を得ています。昨年5月7月に実施した活動に引き続き、今年も向島ドック株式会社から依頼を受けて、7月26日(土)に開催された「海と日本PROJECT + C to Sea in 向島ドック2025」に出展しました。そのレポートが海洋生物科学科の水上講師から届きましたのでお知らせします(投稿は、同学科FUKUDAI Mag.メンバーの阪本)。

 


海と日本プロジェクト

このイベントは、地域の子供たちや従業員の家族らを対象に、日本財団が実施している「海と日本プロジェクト」の一環で向島ドック株式会社が主催、今回も海事都市尾道推進協議会が行う「C to Sea(シー・トゥー・シー)プロジェクト」との共催です。海洋生物科学科からは、日ごろからマリンバイオセンター水族館の運営に携わる、アクアリウム科学研究室の4年生たちが水槽とタッチングプールを出展しました。また、工学部機械システム工学科の加藤昌彦教授と小林正明講師が担当したポンポン船作りも出展しました。当日は家族連れを中心に約700人が訪れ、ドック内でのさまざまな催しを楽しまれました。

タッチングプール

タッチングプールのブースには、尾道市立向島中学校から3名の生徒がボランティアとして参加してくれました!!

向島中学校の生徒さんとサザエさん

7月の強い日差し中での開催で、タッチングプールは展示生物福祉の面からも室内に設置させていただきました。会場には一時の涼を求めて、多くのお客様が何度も足を運んでくれました。

タッチングプールの利用者は1日で500名に近い盛況ぶりで、長蛇の列ができることも…

3台の小型水槽展示も、それぞれにテーマを設けて工夫を凝らし、子どもたちも興味津々に見入っていました。

間近でじっくりと観察!!

タッチングプールには「磯の」生き物はたくさんいますが、「カツオ」や「ワカメ」は残念ながら・・・。代わりに、ムラサキウニの触り心地はいかがでしょうか?

イベント終盤には、学生みんなで高所作業車を体験。尾道水道が一望でき、気持ちの良い眺めでした。

学生たちも全力で楽しんだ 1日でした!! 

7,8月の夏休み期間は、マリンバイオセンター水族館も毎日多くのお客様で大賑わいです。学生スタッフたちも卒業研究と並行して就職活動や学芸員実習にも取り組みながら、夏休みも無く来館者対応に励む毎日を過ごしています。平日のみの一般公開ですが、学生たちが運営するマリンバイオセンター水族館へぜひお越しください!

 

 

学長から一言:海洋国家のわが国で、海にまつわるさまざまな面を広報するための取り組みや催しに、本学関係者は各自の特色を活かして協力。先日8月1日の本Magで紹介した機械システム工学科に続いて、今回は海洋生物科学科の活躍です。同学科のアクアリウム科学コースの学生諸君は、子ども達が海の生き物に親しめるよう、因島キャンパスのマリンバイオセンター水族館からタッチングプールや水槽を持ち込んで奮闘。「い~い仕事」をしたようですね。お疲れ様でした。