【情報工学科】企業と大学が協力!ARを使った誘導案内システムを開発するインターンシップを実施

福山大学情報工学科では、株式会社アクティスと協力して、「ARを使った屋内での誘導案内」に関する共同研究を進めています。今回、その研究内容を学生が実際に体験できるインターンシップを、大学のキャンパス内で3日間にわたって実施しました。

情報工学科の中道,天満から紹介します。

 

ARって何?
AR(拡張現実)とは、スマートフォンのカメラを通して、現実の風景にデジタルの情報を重ねて表示する技術です。たとえば、スマホをかざすと矢印や案内が画面上に浮かび上がり、目的地まで案内してくれるイメージです。

1日目:AR誘導案内を体験してみよう
まず、これまでの研究で開発したAR誘導案内システムを実際に体験しました。その後、工学部の入り口から情報工学科の研究エリアまでを案内するシナリオで「アクティングアウト」を行いました。
アクティングアウトとは、実際に使う場面でアイデアを試してみることです。頭の中だけで考えるのではなく、体を動かしながら試すことで、新しい気づきや問題点を発見できます。

アクティングアウトの様子を記録

アクティングアウトの様子を記録

2日目:AR誘導案内をデザインしよう
1日目の体験をもとに、床に貼るARマーカー(スマホで読み取るマーク)や、スマホ画面に表示されるキャラクターや矢印のデザインを考えました。
このとき「ストーリーボード」という手法を使いました。ストーリーボードとは、ユーザーがサービスを使う場面をマンガのようにイラストで描いて、使い心地や流れを確認する方法です。

3日目:もっとよくするには?
2日目のストーリーボードをもとに、再びアクティングアウトを実施。最初の案内板のデザインを改良し、さらにAR誘導案内が他のどんな場面に応用できるかも検討しました。
最後は、アクティス本社に向けてオンラインで発表を行いました。提案したデザインは「このまま実用化できるレベル」と高く評価され、新しいサービスのアイデアにつながる議論も生まれました。

インターン発表会の様子

インターン発表会の様子

社内体験会も開催
インターン終了後、アクティス社員向けのAR誘導案内体験会も実施されました。実際に体験した社員からさまざまな意見をもらい、事業化に向けての議論が深まりました。

AR誘導の社内体験会の様子

AR誘導の社内体験会の様子

株式会社アクティス
https://www.actis.co.jp/

情報工学科として初の取り組み
今回の産学連携インターンシップは、情報工学科として初めての試みでした。福山大学と株式会社アクティスの皆さんのご協力のおかげで、充実した3日間を実現できました。ありがとうございました。

 

学長から一言:情報工学科が実施した福山大学と株式会社アクティスの産学連携インターンシップでは、3日間にわたり「AR(拡張現実)を使った屋内での誘導案内」を参加者が体験。スマホをかざすと矢印や案内が画面上に浮かび上がり、目的地まで案内されることをイメージすればよいとのこと。この面での研究や学びの深化に大いに役立ったことでしょう。